劇団乙女少年団「ガーベラ」

ギリギリでオトメメンのクラブハイツバージョンの方にチャイルドマシーンの山本さんが
出演されると聞いたので、行かない予定が急遽チケットを取ってしまった。
これでなんだかんだ言って「ガーベラ」全公演見に行く事になってしまったわ・・・。

開演45分くらい前に会場について、家城ママとかのご挨拶を聞いたり。
今日はマイちゃんも赤いドレスでフロア回ってたな。可愛かった。
ジェントルとか初登場組のどうしていいか分からなさ加減が可愛らしかった。

本編。
話の筋としては、スペースゼロのバージョンと大差はなし。
でもショー的要素が圧倒的に増えて、その分ちょっと蛇足かもと思われた部分が
削られていた。マッキーズナイトのくだりとか、「ややこしやー」も無かった。
ふえていた部分としては、通常のクラブハイツバージョンの時のお馴染みの
オープニングの歌とダンスが加わっていた。
これに付随するように、オープニングにガーベラが歌いながら登場する為に
最初のファッションショーの最後は小豆ちゃんだった。
ぶつくさ言いながら手作りクッキーを配っていた。可愛いかった。
と、まだ来月に公演があるのでこの辺で。

山本さんのところのみ。
2部入ってからの登場。登場早々のせりふをかっちり噛んでましたね、山本さん(笑)
あとは「散々待ちましたよ。このために4じ6じの出番、1番にしてもらったのに」とも。
良いも悪いも山本さんは山本さんのままで「野性の専務」を演じていたなと。
浅越さんの「野性の専務」はいかにもできる、エリートサラリーマンで
仕事の出来を武器にこの地位までのし上がってきて、大きい使命を任されたと
言う感じだった。
でも山本さんは世渡り上手というか、イメージとしてはいやらしい感じのしあがって来た感じ。
多分家城さんは浅越さんに当て書きした役柄だろうからちょっと山本さんが演じると
違和感がありありだったかなと。
もっと時間があったら、もう少し山本さん側の「野性のサラリーマン」が見れたのかも。
でもそれもひっくるめて、山本さんが演技しているところを見れたから良かったかな。
「野性のオカマちゃん」であるアンナちゃんを手中にして「先に寝床に帰ってなさい」と
いうシーンで、専務がアンナちゃんの頬にちゅーするところがあったんだけど
なかなかしないし、その上アンナちゃんがはけるや否やすぐにそっと口をぬぐっていて
それをガーベラちゃんに指摘されてしまうところなんか山本さんらしいなぁ。
あと、ラストのガーベラVS野性動物の戦いのシーンでサラリーマンたちが
「総決算!」とネクタイを鉢巻のようにしてパワーアップするんだけど
その時に山本さんの眼鏡がずれて、ガーベラちゃんに「絶対この人疲れてるよ!」
と言われてしまうのもらしさかなと。
ところで山本さんのスーツに黒縁メガネ、髪型は7・3分けっていうのが案外違和感無く。
ま、これは私の贔屓目ですけれども。