ザ・パンチ「漫才とおしゃべりの60分」

改めて書くと、なんて可愛いイベントタイトルなんだ。
初めて行って来ましたザ・パンチのソロライブ*1こんなにザ・パンチにどホームな空間は初めてです(笑)すごく暖かい。ぽかぽかな会場。


■漫才:家具のセールスには自身がある
■おしゃべり
■漫才:好きな人が出来た

漫才は2本とも本当面白かった。
1本目は登場して早々パンチはにやにやしているし。そのままチャッスに行ったと思ったらまさかのムーディー9割熱唱(笑)
4段ベッドを刑務所じゃねえんだからって表現!!これたまらん。あとありとあらゆる引き出しがピアノな件は大好きです。秘伝のタレの鶏皮とかもね。
2本目はパンチの号泣しての「超付きあいたーい」って心の叫びに爆笑した。
トークを箇条書きで。
・これは単独ライブではなくあくまで「ソロライブ」。だから単独ライブの時期ではないと。ソロライブがやりたいとマネージャーに言うと、口癖が「採算度返しで行きましょう」になると。
マネ「時間、どれくらいで行きます?」
松尾「90分から120分で。」
マネ「60分で行きましょう、採算度返しで。チケットは…」
松尾「1000円くらいかな」
マネ「1000円ですか。ま、採算度返しで!」
松尾「ゲストとか無しで行こうと思うんだけど」
マネ「無しですか・・・、ま、採算度返しで行きましょう」
松尾「いいよー、やらないよー!!」
笑ったー。それがチケット完売ですから。裏に向かって「見たか!!」(笑)
・松尾「無限大ホールのスタッフさんに、『寿司食べに行こう』って言われた?」それってどういう意味?となる浜崎さん。実際は変な意味ではなく(笑)、ザ・パンチの大ファンのお寿司屋さんがあるので連れて行きたいと。そこの板前さんはお寿司握りながら「死んでー」って言っているそう。ご飯扱う人が言ったらダメでしょう。浜崎「行ってもいいけど、お寿司食べられないから飲んで酔っ払って、たぶんカウンター入って『いらっしゃい!』とか言っちゃうよ」
・松尾さんはおばちゃんにもてると。浜崎さんのお母様も松尾さん大好き。なぜかこけしを貰ったり。
・浜崎さんのお酒の飲み方は山賊。
酔うと記憶がダイジェストになる浜崎さんの奇行。ある日、浜崎さんがなんともいえないピンクのTシャツを着ていたと。背中に明朝体で「SHIBUYA」と書いてある代物。買ったの?と聞くと、「拾った」と。酔っ払ってた時に、道に落ちていたので拾って帰った。でもそれを拾ったのは1週間前。松尾「なんでそんなTシャツを、拾って、着て、脱いで洗って、また着るの?」
またある日は、起きてみると自分の部屋。なぜかそこには炊き立てのご飯。酔っ払ったまま米研いで、ジャーをセットする一連を再演する松尾さんが楽しい。またある日は起きたら、左手に食べかけのアメリカンドッグが。
相方を「酒で謝る大好きさん」*2と称す松尾さん。
・レッドカーペットの話
松尾「正直、ネタでは僕じゃないですか」発言に本気の「え?」をだす浜崎さん(笑)先日レッドカーペットの収録に行ったザ・パンチ。他の芸人には前日までに、レッドカーペットのスタッフから「当日は○○のネタをやってください」とメールが来るそう。しかし松尾さんに届いたメールは「ジャガイモの芽で」のひと言。当時のリハーサルでも特に指示もなく、全体的に短くと言われれば浜崎さんの部分が縮まる感じで。なんなら「浜崎はあんましゃべんな的ノリ」だとか。
・浜崎さんのトーク能力
これから先売れたら聞かれるであろうトークの練習をしてみるもののことごとくだめなパンチ浜崎。
・横浜の営業の変なお客さん。
たまに出会う変な客。横浜で営業をしているとき、ザ・パンチのつかみで「僕たちを知っている人?」「親戚ですか??」って流れ。その日に限って、ものすごいテンションで「はい!!はい!」親戚かの問いにも「そうでーす!」という客。松尾「変な客がいるなぁ」と嫌だなと思ってたら、ネタ中は案外静か。どんな奴かと思って顔を見てみたら、なんと本当に松尾さんの親戚!イベントが終わると同時くだいに楽屋に来て、5色パンをみんなに配り「バイビー!!」と嵐のように去っていったとか。
・パンチだからわかりにくかったけど、10円ハゲできてた。
浜崎さん、売れなさすぎて「2000円ハゲ」が出来ていたと。関係ないけど、浜崎さんのパンチパーマは基本カットモデル。特殊な髪型なので、なかなか実践できないからカットモデルは案外あるようです。
・松尾さんの懸念
これからザ・パンチが売れてテレビに出たときに懸念されるのが
ザ・パンチ松尾、罰ゲームでパンチパーマ!!」ってこと。浜崎「ごめん、『懸念』ってなに?」
・このままの酒の飲み方してたら、浜崎は42歳で死ぬと思う。
こうなると心配なのは、順調に売れたらたぶんこの年で死んだら葬儀とか大々的にしないといけない。となると相方に求められるのは「染之介染太郎」のような相方を見送るギャグ的なもの。・・・松尾「死んでー」って言ってもすでに死んでるし(笑)葬式限定で「生きて〜、もうジャガイモの芽とか食べなくていいからー」
・エンディングトーク
チケットが完売したけれど、若干不安があったとか。それはこのライブをすることをカリカに言ったところ「1枚1000円か。100枚で10万。いけるな」的ことを言われた為に、直前まで「幕開いて、カリカが2人でいたらどうしようかと思ってた」と。確かにカリカならいたずらの為に10万くらいならやりかねないです(笑)
またやりたいですね、と言った所会場からの拍手に戸惑う二人(笑)
浜崎「そういう拍手とかなれてないから・・・」と最後までザ・パンチの可愛らしい感じのライブでした。本当ホームで、温かいし、漫才は面白いし60分が本当にあっという間でした。次はぜひとも120分の単独を希望したいです。

*1:本人達が頑なに『単独ではない』というのですよ。

*2:博多花丸大吉と同じリズムで呼んでください(笑)