秒殺

2時間、ひたすら小道具、音響、照明を使わず
己の肉体のみを使ってギャグを繰り出すのみというシンプル極まりないライブ。
厳しさはオワライヤルの上をいきますね。
ということで第3回目にして、ようやく見に行くことが出来ました。

本日の挑戦者

多田健二(COWCOW)
功刀富士彦
阿部浩貴(アップダウン)
家城啓之カリカ
金成公信(ハローバイバイ
佐久間一行
大川知秀(ニブンノゴ!
羽生幸次郎(Bコース)
熊谷岳大ガリットチュウ)
中谷貴宏(ポテト少年団
竹永善隆(コンマニセンチ
佐藤大グランジ
八木真澄(サバンナ)


山田與志(COWCOW)


べストギャグは多田さんによる「ニートギャグ」
アンコールギャグは金成さんによる「ポッキー職人」

しかしこのイベント、すごいですよ。
芸人さんの底力を存分に見せ付けられました。
「職人シリーズ」「変な合唱団」等々の一人がなにかやると
それにどんどんシリーズとして重ねていく時の
倍倍に膨らんでいく笑いの強さ。
滑った人のギャグをフォローする形で笑いを掻っ攫っていく姿
どれも素敵でした。
多田さんはもう、ずるいとしかいえません。
何をやっても面白い。神がかってました。
阿部さんの「種田」のかぶせ。
家城さんの「家城ワールド」なギャグ。
特に「川原で自分とそっくりの石を見つけた人」
「罠に捕まった丹頂鶴が諦める瞬間」等々、堪らないです。
金成さんの後半の「関さん」押し。ずるいよ、ずるいよ。
あの顔、あの声ではにかんで「関ぃ〜」とか言われたら、笑うしかないでしょう。
そしてなんと言っても会場をナニワの空気に一気に持っていける八木さんの
破壊力と瞬発力。
切れ目切れ目に飛び出す自分自身による天丼。
久々に生で「エンジョイ♪エンジョイ♪」が見れて幸せです。
途中で顔の筋肉は引き攣りそうだし、あごは痛いし、笑いすぎてため息は出るし
すごいイベントでした。