漫才ライブ「4分×2本」関東版A

エリートヤンキー
チーモンチョウチュウ
ラフ・コントロール
POISN GIRL BAND
カリカ
パンクブーブー

MCはまさかのポイズン吉田氏+エリートヤンキー橘氏
客席が「なぜ?この二人」と思うまもなく
吉田「くじ引きです」なるほど。

チーモンチョウチュウ
魔球。どんな魔球でも「かきーん」。


ラフ・コントロール
おじいちゃんと孫。
敬え。


□POISN GIRL BAND
部屋探し。
うまい棒とザリガニ。


エリートヤンキー
パン食い競争。
何度見ても笑える「パンを見るな」


パンクブーブー
審判に抗議。
途中からベタの応酬に酸欠になるかと思った。
「ホームランだろう」「貪欲ぅー」


カリカ
ぬれている男は格好いい。
社会保険ではなくて国民保険。
高度経済成長は俺が何とかする。


中MC
橘「NCS卒業したときは、ポイズンさんとライブ出られるなんて思っても無かった」
吉田「俺らがダウンタウンと共演するようなものでしょう?」
*1
あとちょっとで後輩から言ってくれるのに
それを待てない先輩吉田大吾、27歳。*2


チーモンチョウチュウ
鍋奉行


ラフ・コントロール
30円の差額。
30円の差で、飲み物にはふたが付く。


□POISN GIRL BAND
眠れない。
「ぶんっっ」が言いたい。
「また迷惑かける」「また??」*3


エリートヤンキー
警察官になりたかった。
「なんで本部に言うー。」
2問目はポイント獲得ならず。


パンクブーブー
新婚生活。
全部言ってくれないと、男のままで奥さん役を
すべてを無視しちゃうよ。*4


カリカ
家から20分の道のりを飽きない工夫。
「鏡の中の自分が泣いていたらなんて言葉をかける」
「スキップと無表情のコラボレーション」
「ちょっと待ってつかあさい」


さくさく進んだために8時半前に終了。
そのままではいけないとなって、ちょっとだけトーク
なぜか吉田氏にM−1の決勝に関する質問大会。
変な空気。
一緒になって挙手している阿部ちゃんのボケは遥か彼方。
先輩だろうが吉田さんには全員敬語。
豆情報。
・M−1決勝は12時入り
・お弁当は3種類
有明スタジオ時代はおばちゃんの作るカレーが美味
・千鳥、笑い飯はバクバク食べるが他は全員えずいている
・リハの時点でポイズンはスタッフから低得点というボケのお見舞い
・いまだ年末をひとり引きずる男、吉田大吾27歳(省略)

■感想■
家城さんのブログから伝わる、今年にかける真剣さを
形として見せてもらったこのライブ。
でも見ているこっち側としては、なにはともあれカリカ
新ネタが月4本見られるという環境なのが何よりも嬉しくて。
そして改めてネタを見せ付けられて、「ああ、これは本気だ」と。
会場にいる武闘派に届けというよりは
その向こう側、そこには居ないけれども年末には居るであろう
「テレビの向こう側」を意識した、カリカらしさはそのままで
そこに少しの「わかりやすさ」を本当にうまく乗せてきたなと。
M−1の予選が始まる夏過ぎまでの数ヶ月、
彼らが12月に向けて焦点を絞る様を見せてもらえる贅沢さを
堪能したいと思いましたね。


ポイズンは後に聞くと1本目の部屋探しのネタが
M−1の準決勝のネタだったとか。
これは納得でしたね。これなら決勝行きますよって。
ああ、これが見ることが出来てよかった。
そしてあの日からポイズンの漫才と縁がなかったので
今日久々に見て「ああ、やっぱりポイズンの漫才は堪らない」と再確認。
パンクは一番芸暦が長いのに、一番笑いに貪欲で
そこが素直に素敵だなと思った。
年末に敗者復活を見て、なぜ彼らがここから先にいけないのか
不思議でならなかったし。
あと特筆すべきは、絶対的に芸暦の若いエリートヤンキー
存在感でしょう。
終演後友達と「来月からどうすんの?」と要らぬ心配をしてしまうほどの
彼らの1・2のネタを持ってきているとはいえ
先輩方のひしめく中で、完全ホームのような空気感で
爆笑を取るこの末恐ろしさ。
カリカのファンって、基本的に最初から
「笑わないぞ」なんてスタンスは居なくて、でも
「面白ければ笑う、でも面白くなかったら誰であろうと笑わない」っていう
一番シビアな客だと思うんですよ。
なのでそんな中で凄いなぁと。


次回は関東B。
エレファントジョンが楽しみで仕方ない。
そして関東ってことは関西もあるのかしら。

*1:すべてこんなニュアンスでと取ってくださいまし

*2:もうすぐ28歳

*3:吉田氏とともに、客席からも「また??」の疑問符。

*4:なんのことやら