スペクタクルガーデン  vol.10『SPECTACLE GARDEN』

■あらすじ■
□Sの章 市場経済エスパー
バブル崩壊以来、荒廃していく日本経済、そして人の心。
教養番組でのねつ造を請け負っていた制作会社のADと、
勤めていた会社が外資敵対的買収されたサラリーマンが、
よくわからない超能力と加齢臭を武器に
世界を取り巻く経済の趨勢を操る巨悪に立ち向かう。
サイキック&エコノミックエンターテイメント。
□Gの章 地方自治+ヒーロー
失策によって、莫大な負債を抱えることになった首都特別区で、
区長が銃撃される事件が。
その後任には、なぜか落ちぶれていた特撮俳優に白羽の矢が立つ。
財政難に苦しむ区の長となったかつてのヒーローに、
知られざる首都圏改造プロジェクトと、地球規模の危機が迫る!
ポリティック&ダイナミックストーリー。
(公式HPより転載)


作/演出:ますもとたくや

出演:川谷修士2丁拳銃)/上山竜司RUN&GUN)/阿川領一/田口治
諸岡立身トーキョーハイライト)/林真也/
古田裕平(チータダッシュボンバーショット)/宮吉康夫/清水智子


Sの章:飯島倬/岡田朋也(kurukuru on parade)
峯村純一(劇団ノーティーボーイズ)
Gの章:幸野友之(方南ぐみ)/鎌田順也(劇団ねんど劇団)/矢田一路

ネタばれしてます。
スペクタクルガーデンは今まで、チラシを見るたびにあらすじが面白そうで行こう行こうと思ったままになっていた劇団。なんせ、トーキョウーハイライトの諸岡さんが出てたりしてたし。今まで先送りにしていたら、なんと10回で終わりが決定していたらしく今回が最終章。なのになぜか東京公演のみということで、友達クロさんに連れられて行ってまいりました。
Sの章は、前半がちょっともったりしてたけど後半の畳みかけは好きな感じでした。諸岡さんはここでもこんな役なのね・・・。えっと終演後クロさんに確認するまで林真也さんがどの役かわかりませんでした・・・。そんな貫禄付いているなんて聞いてないもん!!私が知っている頃は可愛かったのに・・・。あんなにむっちりするもんですか?人間て。
Gの章はかなり好きな感じのお話で楽しかったです。最後、海岸での事柄がごちゃごちゃして理解できているのかあってんのか不安。かといって答え合わせする術もなく。こちらの林さんはいい感じで素敵でした。こっちが私の中では正解です。
完全に諸岡さんと修士さん目当てで行ったんですけどね、普通にお話も時事的な事柄がものすごくうまくちりばめられて、笑いの分量も適量で時間も2本立てと思ったら程良く楽しかったです。お目当て以外の収穫は、ランガンの上山くんがなかなかかわいらしく、爽やかだったこと。そして完全に「この人、好みだわぁ」役者さんが2人。矢田さんとチータダッシュの古田さん。チーターはオトメメンに女優さんが出てたりだったので、この縁でいつかカリカコントに出てくれないかしら?と思うほど。
もっと見ときたかったなぁ。時既に遅し・・・。