神保町花月 「クリープ」

脚本:金井 夏生
演出:森野 伸治
出演:ピース/ロシアンモンキー/シューレスジョー/ライス/ジューシーズ
フルーツポンチ/ 1173/日替わりゲストあり


あらすじ(HPより)
人間関係のトラブルを解決することを生業にしている会社「株式会社埼玉サポートサービス」。しかし!その方法がちょっと変わっていた… 。それは、その人間関係にさりげなく入り込み、その人のよさを尊重して自然に解決する。そう、まるでそのものの味を壊さず飲みやすくするコーヒーに入れるクリープのように

ピース班見に行ってきました。最初は見るつもりじゃなかったんですが、楽屋裏ブログは見たくさせますね。なんとかキャンセル流れになったチケット確保していってまいりました。
ネタバレしてますのでご注意を。
仕方ないことではあるんですがなんせ直前に見たのが素晴らしすぎた「THE MOMOTARO」ってことで、若干ね。犬の心班は演者もさることながら本と演出が良すぎたので、「クリープ」の本に若干、いや結構な不満が残り結果芝居全体も個人的には残念でした。演出ももうちょっとどうにかならなかったものかしらと、言い出したら止まらなそうのでこの辺で。


ピースの二人は違うポジションでの座長で。綾部さんも昔オトメメンで見たときは、魅力全開だったのでもったいないなぁと。又吉さんはベランダでの、演技がかなり濃厚で好きでした。そのシーンが個人的には全体の中でかなり好きなシーンだったので、席の関係上表情がまったく見えなかったのが残念。
ロシアンモンキー中須さんがもったいない。普通の役すぎて。川口さんは2番手くらいに当たるのかな?好青年ぶりが川口さんらしかったです。
なんと言ってもライスでしょう。登場から笑わせてもらいました、赤スーツ。なんか笑っちゃう。そして意外と似合っている紫スーツの田所さん。やっぱりこの二人は演技がいいんですよね。特に関町さん、細かい細かい。そして後半で全員がキメキメの黒服で登場するんですけど、悔しいけれど関町さんにときめきましたね。ああいうスーツ着ると本当にスタイルのよさが際立つ。そしてちゃんとおっとこまえに髪型とかも決めちゃっているから本当に格好いい。
一番もったいないなぁって思ったのがシューレスジョーさん。絶対に演技抜群に巧いはずなんだからもっと重要な役どころで見たかった。あれじゃモノマネ要員だよ。本当にもったいない。地味にシューレスジョーの演技も楽しみのうちだったので残念だった。
フルーツポンチやジューシーズは赤羽さんと児玉さん以外は本当にチョイ役だったのでなんともいえないです。
個人的には物語も演出もはまらなかったので、2回目はいいなと思ったんですが男前な綾部さんと演技派のライスを見るには十分のお芝居じゃないかと思います。
神保町花月は最初の2本が結構好きな感じだったので、期待しているのですがやっぱりお芝居は脚本と演出で好き嫌いがでてくるなぁと確認できたのも良かったな。
そうなると、出演者のほうで若干敬遠しているのですがトータルテンボス班は本がフォービーズの堀江さんなのでちょっと行こうかなと思ったりもしてます。