コントバトルG1
MC：芦澤和哉
犬の心/LLR/ガリットチュウ/グランジ/ニブンノゴ！
ノンスモーキン/パンクブーブー/ピース/Bコース
フルーツポンチ/ライス
ネタ時間7分で、以後強制暗転。
本日は別の仕事でハイキングウォーキングとポテト少年団が欠席のため、下位3組が降格。
□Bコース：オカマの卓球部
□ピース：悩み解決船隊
□ライス：日本一のパシリ
□フルーツポンチ：バンド辞めるって本当ですか？
□ニブンノゴ！：擬音職人
□グランジ：「かわいそうな五明」
□ノンスモーキン：清掃24時
□犬の心：ニュースキャスター
□パンクブーブー：ミドルコント「雪崩」「大泥棒」他
□ガリットチュウ：ボイン大使
□LLR：究極の珈琲
優勝：グランジ（１２０P）/時点ライス（１１９P)
降格：フルーツポンチ、ガリットチュウ、Bコース
グランジのコント、懐かしいと思ったもののいつの単独だったか。調べたところ「文句を言わずに」だった。そんなことは良くって、やっぱりこのコント大好きだ。『五明』がかわいそうに思わせといて本当に悲惨なのは大さんって！またこれ遠山さんの読み聞かせが無駄に巧いんだからね。なんだあの感情の起伏。単独ではもっと展開があって、日に日に『五明』が増殖して行ったりしてもっと恐怖感を煽ったところで暗転後『五明』が思いもよらないところに出現して本当に怖かったんだよ。グランジって本気で恐怖を煽るコント意外とあるなぁ。笑いの量から言うとそうでもないんだけれど、好きなコントだったから優勝してよかった。
でも本音は今回の優勝はライスだと思ってた。ライス好きにはたまらない、無駄に達者な関町さんの演技*1に、田所さんの飄々とした後輩っぷり。設定がぶっ飛んでんだけど、結構わかりやすくて。でもたまに「先輩、ピカソっすね」とかなんか田所さんの頭ん中３周位しちゃったんじゃねえか？って発言があったり。やっぱりライスは言葉のチョイスが絶妙ですね。意味はまったくもって不明だけど（笑）
犬の心は個人的には懐かしいけれども、映像（動画）でしか見たことないニュースキャスターで明転した瞬間テンションが急上昇。なのに本気でネタをミスってやり直したりで若干グダグダだったのが残念。でも新たな展開が加わってたりで、もう一度完成形が見たいなぁと。ここで友人とも言っていたのだけれども、久々に昔のネタを見ると近頃の犬の心のコントは本当にわかりやすいものになったんだなぁと。ただ個人的には、このままずるずるわかりやすいものばかりになるのは寂しいのでたまには見ている観客の頭の上に？？？が無限に並ぶような、突き放したコントも見たいのです。３月の単独に期待。
LLRはファンなんです。唐突ですが。でも本当コントは弱い。この究極の珈琲のネタも、つい最近漫才で見たときは本当に面白かったのにコントにした途端のこのテンポのぐだぐださ。やっぱり漫才が一番だ。なのにG1に残留してしまった・・・。次回は単独後なので、ちょっとだけ期待しておきます。単独では結構好きなコントあったりするんで。でもやっぱり福田さんの「お豆」の連呼には無条件に笑ってしまうこの意思の弱さ。
ニブンノゴ！の擬音職人はひっさびさに見た。これは本当に普通に楽しい。大川様が自由奔放になればなるほど楽しい。さすが神様。
ノンスモーキンは先日の単独のコントだそうで*2。これめちゃくちゃ面白かった。もう何あの発想！真面目にやればやるほど笑っちゃう。なまじ二人の演技が巧いものだから、いっそうですよ。だってウンコと便器の話ですよ。特に中尾さんの熱い若手清掃員振りが溜まらなかったです。そして全力の「帰ってこーい！」に撃沈。
パンクブーブーはネタ云々じゃなくて、ブリッジで爆笑。なにあの無駄に耳に残るブリッジ。
降格組は概ね納得。
フルーツポンチは個人的にはまらないのでなんともいえませんが、降格が発表されたときの村上さんの「テレビで頑張りまーす」発言は爆笑させてもらいました。ダントツの後輩なのにー（笑）
降格発表前かな、あまりの「売れなさ過ぎ」てはきそうになる熊ちゃんが楽しすぎた。
Bコースは一昨年のM-1の裏でひっそりと行われていた「スベリー１グランプリ」で見事優勝したコントを、１年寝かせて熟成を見計らってのお披露目だったそう。バッファロー木村さんに「こんなスベる才能見たことない」と言わしめるBコース（笑）降格の発表も「本日の逆優勝は！」+ドラムロール付だったので、落ちたっていうのに会場大爆笑。普段はやりすぎて若干ウザいBコースでも、こういうときは降格もひっくるめて笑いに変える、素敵だなぁ。といっても、私も今日のBコースのネタではひと笑いもしませんでしたけどね（笑）
次回は３月開催予定だそうです。
