LLR単独ライブ「ドラッグストアガール」

LLR
ミルククラウン・竹内/クレオパトラ/セブンbyセブン・玉城
エリートヤンキー
ロシアンモンキー中須/こりゃめでてーな・広大/ジャンピングニー・八木
ピース又吉
その他大勢

基本的にLLRの単独は最後にごちゃっと芸人が出てくる。
これから恒例になるのか?福田花月
あ、書いてたら気持ち悪いほど長くなりました。先に謝ります。
ごめんなさい。

□OPVTR
■漫才:格好良く後輩にご馳走する

  • モリエールでよかった。「zeppだったら悲惨だよ」
  • 伊藤「売れてない後輩で来て」福田「オッケーケーオー!」「ラッキーラッキー♪」
  • プシュプシュプシュ、パラり。「いやん!」
  • 凄まじく低クオリティのルパン一行。特に不二子ちゃんは酷い・・・。

□D-1グランプリその1

  • 大学生らしさを競う、D-1グランプリ。
  • 大学に潜入し、行動ごとにポイントが加算される。

(例:挨拶、アドレス交換、サークル入会、彼女を作る等。対留学生はポイントが3倍)
■コント:タイムリミット

  • 爆弾処理班じゃないと明かしてからの、福田さんの表情での客席のざわつき
  • 伊藤「そんな新幹線みたいな奴知らなーい」

□D-1グランプリその2:ジャンピングニー八木

■漫才:ずっと隠してきたこと

  • 福田「豚飼ってんだ」
  • 伊藤「お前、豚と何やってんだよ」
  • 福田「豚遊びもするし」「今の豚もだいぶ泣かせた」
  • 福田「俺と豚と豚と豚」伊藤「それはもう餌付け」
  • 「ありがとうな、豚野郎」のときの目!

□D-1グランプリその3:セブンbyセブン玉城

  • 中国人留学生林(リン)さんで。
  • 安田講堂をスケッチするもポイントならず!
  • 中国ゴマから、大道芸サークルに入部

■コント:サークル勧誘

  • 「カルタサークル」へようこそ
  • 福田さんのジーパン姿に違和感。ていうか・・・似合わない。
  • 「カルタ会では常識よ!」
  • 「たまのー 休みには映画とか行きたいけど すし食って寝ちゃう」
  • 「花の色は いろいろあるね 青色だね よくよく見れば 茶色だね」
  • 西村ステッキ清水)のほうが面白い疑惑

□D-1グランプリその4:こりゃめでてーな広大

  • 女の子グループになじむのがとにかく早い
  • 試験を受けようとするも、学生証不携帯でアウト
  • 最後の手段、彼女を作ろうとするもカメラが見つかってしまう

■漫才:反射神経が良い男はモテる

  • 福田「俺、雷がよけられるようになった」
  • ズガガーン
  • ズガガガガガーン
  • 福田「ズガガガガーン、はい丸焦げ」
  • 3歩歩いてズガガガーン

□D-1グランプリその5:ミルククラウン竹内

  • 小刻みに挨拶でポイントを稼ぐ、策士
  • 国際交流室で留学生にコンビ結成を持ちかけるも引かれる
  • 人違いを装ってのハグ!

■コント:クローズアップ音楽〜DREAMS COME TURE〜

  • メット5回ぶつけたり、ブレーキランプ5回点滅させたり→もはや頭突き5回
  • 「こんなに思っても伝わるのは半分」→「1/3も伝わらない」人もいるのでこれはまだ伝わっているほう。
  • 駄洒落(スキスキスー)とGIジョー
  • 「10000回ダメでも10001回目は変わるかもしれない」単純に武田鉄也の100倍。
  • 以上を踏まえると、結果「吉田美和は『変態』」

□D-1グランプリその6:LLR福田

  • 決勝進出者4名の演技が終わったところで、敗者復活の発表。
  • 敗者復活は『LLR・福田恵悟」
  • 向かうはもちろん学習院大学
  • ポイントを稼ぐわけでもなく「学習院名物、ピラミッド校舎!」とただ懐かしむ。
  • タイムアップ!優勝はシークレットポイント「母校を懐かしむ」を獲得したLLR・福田!!
  • 参加者が呆れ「行こう行こう」という中、号泣の福田(笑)
  • 伊藤「福ちゃん」呼びするも、竹内「いつも恵悟って呼んでんじゃん」冷静
  • そこに神様中須さま登場。あすなろ白書をイメージした装いで、すでに終了したD-1グランプリを敢行。

■漫才:疲れが取れにくい

  • 疲れを取るにはカラオケ
  • 不意の「TORA TORA TORA」は来る
  • DAM DAM DAMはバスケみたいになっちゃうからだめ
  • 福田「今日は俺がDAMやるね」
  • 点数発表は伊東四郎だが、福田氏の顔面は凶器並

□福田花月

  • 会議室。福田「今回の福田花月の台本完成!」そこに現れるピース又吉氏。
  • 又吉「ピースの単独でも、最後に『ピース劇場』ってやってんねん。被るからやめろや」と台本を取り上げられる福田。
  • 悪又吉「まぁ、単独頑張ってくれやぁ」
  • 自暴自棄になり、会議室はめちゃめちゃ。ホワイトボードには×の付けられた「又吉」の文字。
  • 前回同様、現れる同期たち。
  • クレオパトラ桑原氏登場時のこの会場の盛り上がりは何でしょう。
  • そこに悪又吉再度登場。返す台本に「がんばれよ 又吉」の字が。

■福田花月〜夜のオーケストラ〜
夜間の定時制高校。ここには「高校卒業」の資格の獲得のためだけに集まった生徒達しかいない。あの先生と出会うまでは。その先生は「オーケストラコンテスト」への参加を軸に、高校卒業資格獲得の為だけに学校へ来ていた生徒達がクラス一丸となり「絆」が生まれていく。オーケストラコンサートの予選を控えたある日の事件をきっかけに、田中先生との別れが訪れた。

福田 :田中先生  
伊藤 :鑑別所上がりの元ヤン
竹内 :元虐められっ子
桑原 :妻に中卒の夫は恥ずかしいと言われたサラリーマン
橘  :都内に15店舗のブティックを構えるおばさん。通称みっちょん。
玉城 :中国人留学生
長谷川:謎
デンペー、ジェントル:伊藤の昔の悪い仲間

  • 伊藤ちゃん、本家神保町に続きなぜかチョイ悪い役!
  • 桑原さんは何やっても笑いが起きる。
  • みっちょんは常に片手にたくあん。
  • オーケストラに参加して貰いたいはずの先生。しかしいざとなると、急にドSな態度で参加意思を確認する先生。「それで?」「なににですか?」「どーしたいんですか?」
  • いつまでも名前を間違われる桑原さん
  • 「さよならバス」をハーモニカで吹く、桑原さん。爆笑。
  • リンさんのズボンがストン!あげてあげる先生。
  • リコーダーを吸う竹内さんに、和むクラス。
  • ちゃらさが堂に入ってるデンペーさん。
  • 伊藤ちゃんの楽器は「手を広げて、強く打ち付けるんだ」
  • 無邪気に両手を打ち続ける様に先生撃沈。
  • 「コンタクトにしたんだ」で先生撃沈。
  • 車掌は影マイクの時点で会場ざわざわな大さん。
  • ホームでオーケストラ。どんどん増えていくオケ。
  • もう中学生のネタだったオチ。

もう中「これで今度のAGEAGEは1位だぞぉ↑」

注)□VTR ■ネタ

とにかくオープニングから笑わせてもらったー。なんだあの伊藤ちゃんの可愛らしさは。花壇みたいな所をひょいひょいと歩く姿も可愛いし、ちっちゃい子に紛れてブランコこいでる姿も可愛いの何者でもないでしょう。公園によくある、バネでビヨンボヨンなるのに乗ってんのも可愛いじゃないか!その頃福田さんはというと、てっきり真剣にネタを考えているかと思いきや出来上がったのは、なんとも言いがたい4コマ漫画。これがまた本当に脱力する感じのものなのがなんとも。まさか何もなしに突然VTR始まりだと思わなかったから若干びっくり。
今回の単独はいつもにも増して漫才にはずれがなくて大満足でした。やっぱりLLRは正統派で生粋の漫才師だと思っているので、単独ではその大好きな漫才がたくさん見れるのが嬉しいので。1本目は福田さんの「オッケーケーー!!」はまさか感でびっくり。後輩におごった代わりの命令がことごとく可愛らしい&優しいもので「いかん、だまされてはいけない!」と思いながら見たり。後半のカードの件は伊藤ちゃんの「プシュプシュプシュ・・・、パラリ。いやん」にやられました。なんじゃあれ。2本目は本当に好き。これ今日イチの漫才でしょ。やられましたよ。伊藤ちゃんの「お前、豚と何やってんだよ」でドカンと。そこからは福田さんが豚のモモとのことを嬉々と喋るだけでもうおかしくておかしくて。「俺と、豚と豚と豚」(笑)どんどん飼っている豚が、福田さんの彼女に見えてきてからはもうたまらなくて。頭の中でリアルな豚3匹と食事している福田さんとか見えてきたら、もう!3本目は単独らしいわちゃわちゃ漫才やっているLLR自身がたぶん一番楽しそうって漫才で。もう途中からは男子中学生がきゃっきゃじゃれている様にしか見えない。福田さんの「はい、丸焦げー」のトーンが最高で。なんすか?「3歩歩いてズガガーン」って(笑)4本目は後半の福田さんの無表情っぷり、機械っぷりが楽しい漫才。しれーっと歌いなおし押すんですから。そして最後の最後の点数のときの顔面は凶器ですよ。凄まじかった・・・。
普段はあまり見ないコントをがっつり見れるのも単独の楽しみで。1本目の「タイムリミット」がかなり好きでした。照明と音楽、そして何よりもナチュラルな犯罪者顔の福田さんのコラボレーション。そりゃ客席のざわつきも収まりませんよ。標的を間違えたーってところも良い顔してた。伊藤ちゃんの弟にめっちゃ優しい感じも良かったなぁ。
「サークル勧誘」は西村ステッキの清水さんに若干持ってかれましたね?清水さんの一首一首に、LLRが笑っちゃうって単独じゃなかったら大事故ですよ。(笑)無表情の「カルタ界では常識よ!」が回を増すごとにツボ。そしてどんな百人一首もどきよりも福田さんの見慣れぬデニム姿に唖然。あといつもよりもかなり高い腰の位置にも違和感。似合わん!彼にはカラーパンツ以外は穿かせないでください。
「クローズアップ音楽」は音楽になってからは外れてないのが凄い。初めて「クローズアップ歴史」を見たときはどうしようかと思ったけれど(笑)ホワイトボードがひっくり返った頃から、最後の最後はどうせ「変態」なんでしょうってわかってても笑ってしまう。
で、今回もまたありましたよ「福田花月」。本当にこれからの恒例にしていくのかしら?個人的にはすきなのでウェルカムですけど。何よりここはLLRより先に、クレオパトラを語らないと!なんすか?あのLLR単独におけるクレパトの人気。事前VTRで桑原さんが出た瞬間の客席の沸きよう。そして本編に長谷川さんを見つけたときのわくわく感。たまらないです。LLR的にも本家神保町で経験を積み、主役まで貼ってからの凱旋ですから。本当、演技への照れが綺麗になくなったのが本当良かったです。個人的に福田さん+眼鏡にはたまらないものがあったんですけれども、まぁ超個人的趣味です。生徒のためにいろいろ隠れてやってあげる優しさと、オケに参加したいといってきた生徒へのドS的態度。そして無表情の突き上げるパンチ。いいっすわー。伊藤ちゃんも・・・まあね。竹内さんも今回も良かったっすわー。なんでしょう、あの甘酸っぱい感じ。一番最初にオケに参加しちゃう感じとか、駅に先生を見送りに来たときの「コンタクトにしたんだ」って報告。なぜかきゅんきゅんしますよ。つい数日前までは、きっちりなニュースキャスターだったくせに!橘さんも無駄に巧いんだから困っちゃいますよね。だって居ますもん、あんなおばさん。「みっちょんでいいよぉ」の言い方が、照れてるおばちゃんで可愛い。長谷川さんは、いいんです。いるだけで。デンペー&ジェンはそのもの。チャライ感じがリアル(笑)
最後のホームでのオケ演奏は、セブンbyセブンの享奈緒さんとかに紛れて、リアル定時制のラフコン森木さんが。しかも上半身裸で、カラフルパンツにサスペンダーで風船を飛ばす(も飛ばず。舞台上撃沈)。どうやら本当に飛び入りだそうで。なんでも定時制が舞台と聞いて「定時制といえば俺だろう」って勝手に来たとか(笑)


終演時間は9時半。今回も目一杯LLRが楽しいことを詰め込んで、見せてくれたなぁって満足感で一杯になる単独ライブでした。特に漫才にはずれがなかったのが、LLRの漫才が好きな私にとってはかなり嬉しいことで。その上でお友達とも話したりしたんですが、神保町での経験が良い方向につながったなってコントをみて思いました。これまでLLRって言えば漫才って感じで、正直単独でもコントは漫才に比べたらちょっと劣るかなと思ってたんです。でも今回はコントがどれも面白かったし、演じることへの照れが見ているこっちに感じられなかった分コントを楽しめたかなと。セシル様で「ホホイのホイ!」ってやって良かったね!!伊藤ちゃんも竜二でフガフガ言ってよかったね。これって結構な武器だと思うんです。やっぱり芸人だから漫才もコントもどっちもできたら強いと思うし。LLR単独でまさかコントで大満足って思うと思わなかったので特に見終えたあとの満足感が半端なくて。本当幸せな2時間でした。