漫才☆大作戦B 4分×2

MC 芦澤和哉
LLR/チーモンチョーチュウ/マキシマムパーパーサム
カナリア/POISON GIRL BAND
オジンオズボーン/髭男爵

昨年カリカ主宰で約半年開催された漫才ライブ4分×2。
去年で終わりかと思ったら、ポイズンが後を受け継いで続行のようです。
さっそくAを逃しているので、去年のように皆勤することもないでしょう。
18時半開演という社会人を徹底的に無視してくれた時間帯。
縁というものはあるもので、この日偶然16時ごろの中目黒にお使いを
頼まれまして、ダメもとで「直帰してもいいですか?」って言ってみたら
あっさりとOKの出る始末。ということで、開演に悠々間に合っちゃった。

■オジンンオズボーン:免許が欲しい
カナリア:ラブレター
髭男爵:狐狩りで迷った森で妖精にでーあう♪
■POISON GIRL BAND:米
LLR:つっこみ免許
チーモンチョーチュウ:結婚の挨拶
マキシマムパーパーサム:サファリパーク


■オジンンオズボーン:何も無いところにツッコミ
カナリア:恋人と聴きたい曲
髭男爵:ディナーで舌鼓を打った後、シェフを褒めてあーげる♪
■POISON GIRL BAND:店を出したい
LLR:大豆
チーモンチョーチュウ:じゃんけんで絶対に勝つ方法
マキシマムパーパーサム:実家のような居酒屋


オジンオズボーンはひっさびさに見ました。相変わらず篠宮君は可愛らしい。でもだいぶ大人になっているはずですよね。未だにフレッシュ!相方が若干残念なことになっている分そう見えるのかしら(笑)何度見ても「松竹らしい」感じのする漫才をするコンビだなー。2人とも吉本のライブに出るということで、いつも一緒のライブをしているチーモン菊池さん曰く「借りてきた猫のようになっている」とか。
カナリアは去年の漫才ライブにも出たかったけれども、家城さんのコンセプトが「関東の言葉でもこんなに面白い漫才が出来るんだぞ!」だったために、最後のルミネしか出してもらえなかったと。若干安達さんのテンションがおかしな方向に向いてますが(笑)1本目は安達さんらしい言葉のチョイスがとても好きな漫才で。見栄張って「仁鶴と申します」が大好き。2本目は、新曲発表会並みでした。ファラウェイ鰐淵を髣髴とさせる感じがなんとも。「○○知ってて、これ知らんて。なんやお前は美大生か!」ってたとえがツボでした。
髭男爵はちゃんと生で見るのははじめてかも。オープニングのトークで、「こんなたくさんの市民(観客)を前に」「何かの暴動かな?」とずっとキャラがぶれないって素晴らしいよな。だからこそ、帰りがけに見かけた完全オフな髭男爵は一周回って面白かった。フツー!!って。漫才は、ショートコントといわれればそうなんだけれども、どんどんと畳み掛けるボケがすっごく楽しくてきゃっきゃ言っちゃう漫才。表現も楽しすぎるでしょう。樋口君を「ミロ」と表現するセンスがたまらない。
ポイズンは2本目が特にやばかった!超面白い。1本目が内容云々じゃなくてとにかく短かった消化不良な感じをその倍の楽しさで塗り替えられた気分。ある3ワードくらいをループしていく、とにかくしつこい漫才なんだけれども。最初に元の位置に戻ってきたときの、ぞわって鳥肌が立つ感じが楽しくて。その後も戻る片鱗が見えるたびにきゃっきゃする感じ。終わった後も友達と興奮冷めやらぬ感じでわーわー言ってたんだけど、ただ周りがびっくりするくらい静かで(笑)逆にびっくりした。あのトラウマになりそうなループ感大好きなんだけどな。コントでいう『千葉さん』みたいな感じ。
LLRは芦沢さんMCではおなじみ「福田!・・・目忘れてるぞ!」が見れることの楽しみもあり。個人的に久々に生でLLRの漫才を見る嬉しさでわくわくして。だからこそ1本目は「もっとLLRは面白いじゃん!!」って思ってしまって。でも2本目で来ましたよ。これもしつこかった(笑)ポイズンのしつこい漫才の後にこれかー!!って感じで。大豆のくだりから、伊藤ちゃんに派生して最終的に大地真央まで!途中に挟まれる、ちょいちょいはずしてくる感じが大好きだなって。これはまたどこかで見たいな。いなりずしのごまかし方が、ごまかしきれないのに飄々としている福田さんのしたり顔が好きすぎた。
チーモンの白井さんの霊的なものが見える話で、「5組はやめたほうが良いですよ」*1と。2人ほどあちら側から見てくるそうです。そしてもう1箇所行かないほうがいい場所が「体育館の女子トイレ」ここで全員からの「なんで女子トイレに行ってんだよ!」白井「俺にち○ち○はない!!」そういわれたら、案外納得できてしまう(笑)そんなことより漫才。1本目の挨拶は若干の誤解を恐れながら書きますが、普通ていうかチーモンらしくない。ただ「近所の女を根こそぎ」って表現は大好き。2本目は、去年の漫才ライブでも1本くらいあったかな?漫才の主軸が○○だと思ったら、本当の主軸は××だった感じのネタ。白井さんの提案する罰ゲームがグロいのに、白井さんの声は本当に良い中和剤だな。
マキシマムパーパーサムはなんとゲスト扱い(笑)1本目は普通だなと思ったんだけど、良く考えると長澤さんが禿げなかった漫才。「ハゲとるやないか!」が無くても普通に楽しいんだね、マキシマムパーパーサムって。2本目ははげた(笑)


行ってみるとやっぱりできる限り通いたいなと思わされるライブなんですよね。今回はポイズンの2本目が見れただけでもチケット代の価値がありました。ゲスト枠は去年のように固定なのか、月替わりなのかわからないそうですが、他事務所が加わると新鮮で良いですね。そして来月は無理だとしても、Aのほうにも足を運びたいなと思いました。やっぱりザ・パンチを見なければ!!

*1:吉本の新社屋は廃校になった小学校を使っているのです。