ルミネtheよしもと「六人の侍」

河本準一次長課長
後藤輝基フットボールアワー
岩尾 望(フットボールアワー
小出水直樹シャンプーハット
諸岡立身
山里亮太南海キャンディーズ

このイベントは、年明けに大阪で開催予定とのことです。その後、東京で凱旋公演→DVD化と予定があるそうです。
以下、ネタバレになってますのでご注意ください。


このイベント、その昔大阪に住んでいたころに名前だけ聞いたことがありまして。評判も凄く良かった覚えがあります。エンディングで河本さんがおっしゃってましたけど、「六人の侍」が大爆発を除いたら2丁目の最後のライブだったんですね。そのメンバーが(完全というわけではないですが)ルミネで公演を打つのは感慨深いものがあります。客席もいつもより関西弁率が高かった(笑)オリジナルメンバーは山里さんに代わって、現超新塾の高山さんだったんですよね。山里さんが「このイベントをやっているときは僕はまだ芸人にもなってなかった」っておっしゃってて年月を感じたり(笑)
あと今回は小出水さんが、フットサルで足を骨折したためにイレギュラーな出演になっているそうです。今後の公演はオリジナルになるんでしょう。
とにかくコント師といわれている人たちの渾身のコント、楽しかったです。


六人の侍趣旨
・ひとりがひとつのコントをプロデュースする
・プロデューサーは自身のコントには出演しない

■河本作「エイプリルフール」
出演:山里、小出水、諸岡、後藤
■岩尾作「現場検証」
出演:河本。諸岡、小出水、後藤、山里
■小出水作「ソルジャー」
出演:岩尾、諸岡、河本
■諸岡作「ワスレモノ保管所」
出演:小出水、山里、岩尾、後藤、河本
■山里作「旅立ち」
出演:諸岡、岩尾、小出水
■後藤作「ミミちゃん」
出演:諸岡、山里、河本、岩尾

好きだったは諸岡作「ワスレモノ保管所」。もろっちらしい発想と空気感で楽しかったです、「あー満ってこんなコントテイストだったな」って髣髴させる感じ。「ワスレモノがなんなのか?」を想像するだけでワクワクする感じ。
河本作「エイプリルフール」もブラックさが堪らなく好きでした。個人的にコントにダークなブラックな要素が入っているものが好みなんで今回の「六人の侍」全てがツボでして。一番驚いたのは後藤作「ミミちゃん」。エレキグラム時代のネタを2・3本しか見たことなかったので、こんなシュールなものを書くんですか!!って。一番の収穫だったかも。
東京公演は全く同じ内容ならどうしようかなと悩むところですが、みんな見たらいいと思う(笑)
活動の場がテレビになった芸人さんの、底力が感じられます。特にM-1によってますます漫才師に拍車がかかったフットの「エレキグラムとドレス」の風を感じられます(笑)