クレオパトラ単独ライブ「群青色綺譚」

待望のという言葉が似合う、クレオパトラの初の単独ライブに行ってまいりました。某巨大掲示板で「単独要望署名」が出回ってたのが懐かしい。チケットも即完売だった模様です。幸運なことにチケットが手に入ったので楽しんでまいりました。

オープニングコント「殺人」


○1/16「医者」
・長谷川「お尻からちっちゃいカブトムシ出てる。」


○2/16「DMプレイ」


○3/16「ゴッドオブティッシュ
・長谷川「(ギターケース)これは棺」


○4/16「小金沢鍍金工業所」
・この風貌ですぐ男と寝る
・NO肺病、NO LIFE


○5/16「栗林」(来八・小林)
・「カレーのルーだけ食いてえ」
・「パラパラサークルの先輩に借りたんすよ。デンペー先輩って言うんすけどね」
・「木目見てたら、宇宙に飛んだんすよ」


○6/16「1分でわかるあるある漫画講座―ヤンキー教師編」
・「ダイナマイトだぜ!!」


○7/16「ワンルーム
・オチが普通に怖すぎた。


○8/16「超能力」(ショートコント:セブンBYセブン・玉城)


○9/16「サークル」


○10/16「1分でわかるあるある漫画講座―ロボット漫画編」
・伊集院アスカインドカリー
・「逃れちゃダメだ、逃れちゃダメだ、逃れちゃダメだ」


○11/16「危機一髪」(ショートコント)


○12/16「生」
・背中を向け座る二人の男。どうやらずっとここにいる様子。
・でもそれもあと1・2ヶ月のことらしい。
・男「会社は爆発、家は黒人だらけですよ」
・外から聞こえるのは戦場の音だけ


○13/16「森のクマさん」
・可愛いクマさんと、本気で気持ち悪い桑さん。


○14/16「光と闇」
・立派な下着泥棒になりたいんです。
・黒い下着はやめておけ。
・ダークサイドの黒い下着
・真っ赤なパンティみたい(言い方が絶妙だった)


○15/16「男子高校生クイズ」(ミルククラウン、くすのきひろみ)
・無駄に演技過剰なミルククラウン健人
・データ派の長谷川。
・健人「アンサー×アンサーと違う」
・決勝は男子高校生の聖地・代官山からお送りいたします


○16/16「画家とオカマ」


○エンドコント「殺人、その後」


○漫才「美少女アンドロイドとの恋」


ED
・お祝いメールの紹介(LLRピース又吉ハイキングウォーキング松田)
LLR伊藤ちゃんの妙なタイガー押し
LLR福田さんの、クレオパトラさえ忘れていた過去のネタ押し
・又吉リクエスト「(長谷川さんに)満面の笑みで手を振って終わりましょう」
・松田さんの極度のツンデレ具合

OP、EDを含めたら18本のコントに、1本の漫才。間のブリッジは一切無しで、もうクレオパトラがクールダウン時代から(笑)やりたかったことをこれでもか!!って詰め込んだのが本当にこちらに伝わってくる本当にいいライブでした。最初、アンケートを見たときに、それが縦書きの形式になっててそれがもうなんかクレオパトラらしいというか。全体を通していろんなクレオパトラを見たんだけれども、どれもが一本の長谷川さんの世界観ていう筋道にのっとったものになってて、みてて心地よかったです。そうそう、帰りには長谷川さんのイラストと、「超能力」というショートコントの続編の桑原さんの小説がお土産でして。もう至れり尽くせり。そして7期生の単独ではおなじみの、同期の出演。LLRも神保町でなかったら出てもらいたかったという桑原さんの言葉に「やっぱり7期生は素敵だなぁって」。そうそう、客出しのアナウンスも、もう中学生でして。クレオパトラの単独なのに「賛否両論あると思いますけどー」って言ってて笑った。
実はクレオパトラのコントはほぼ見たことなかったので、ここまでコント尽くしとは思わなかったのですよ。でも結構ブラックで、ダークで、若干の腐の匂いがするのがたまらなく楽しかったです。長谷川さんの頭の中も結構ぶっ飛んでますよね。
桑原さんのオカマのクオリティが低すぎるとか、あるある漫画講座の桑原さん演じるヤンキー教師がなんかイラつくとか、森の桑さんの気持ち悪さだとか、色々桑原さんについては小一時間説教したいですけど(笑)あと途中で気付いてきゃってテンション上がったのが、「栗林」のコント。長谷川さんがちゃらい刑事役何ですけど、これって神保町「ラストニュース」の続編的コントだったんですね。栗林のちゃらさに磨きがかかってて大笑いしました。
若干勢いで取ったチケットだったけど、見に行って本当に良かったです。