ルミネthe漫才バトル

MC:山本吉貴/原万紀子
M-1グランプリももう3回戦を迎えたこの頃。良い感じに仕上げてきているであろう漫才師さんたちを見に、久々にこのライブに足を運んでみました。


・A〜Dブロック格4組で予選を行い、各ブロック1組が決勝へ。
・決勝4組で改めて戦い、優勝者には金一封。
・予選、決勝ともにネタ時間は4分。(M−1ルール)


Aブロック

タモンズ:刑事ごっこ
チーモンチョーチュウ:携帯水没
囲碁将棋:おふくろ
井下好井:略し方

本当にチーモンのこの漫才が大好きなんで、見れて嬉しかった。ちょいちょい白井さんが関西弁になるのがたまらなく楽しい。しかも「せやった」「堪忍な」と若干古いのが良いんだな。そして何度聞いても「ソフトバンクソフトバンク」が面白い。タモンズは漫才バトルというと毎回トップを引いてしまうのだとか。確かに彼らの漫才はトップ向きではない気が・・・。今日は囲碁将棋も、先日のシュールオーディションの時のホーム感は幻か!というほどアウェイだったな。ITI(囲碁将棋、タモンズ、井下好井の『囲碁将棋門下』)が束になってもチーモンには勝てなかった(得票数で)、というわけでこのブロックの決勝進出はチーモンチョーチュウ


Bブロック

ブロードキャスト:同級生との再会
平成ノブシコブシ:シャチの飼い方
POISON GIRL BAND北の国から
カナリア:嘘をつかない

ポイズンがこの前学園祭で見た北の国からの漫才に、後半付け足してきていてそれがまたツボだったので大満足。決勝進出はブロードキャスト。


Cブロック

ピース:新学期の出会い
ザ・パンチ:グルメリポーター
アームストロング:祝勝会
ミルククラウン:イジメのCM

ピースの漫才で、最初のほうはそんなにはまらなかったんだけど「世界観のある子」の描写がたまらなく又吉さんぽくて好きだったなぁ。後半ぐぐっと来た感じ。パンチのグルメリポーターの漫才なんて何度も見ているのに、それでもまだギターの件で怒られるところは笑ってしまうし、松尾さんが浜崎さんを蹴り上げるところも客席も限界!ってところで(笑)すぱんと決まるから沸くなー。アームは栗のボケよりも、ヤスの我慢が限界を迎えたところで一人でぶわーって喋るところがより楽しい。「ボコスカ、ボコスカ」って表現がヤスにぴったりだ。決勝進出はアームストロング。


Dブロック

パンクブーブー:しゃっくりを止める方法
エリートヤンキーエクソシスト
LLR:結コンビ式
ロシアンモンキー:教科書の進化

このブロックはエリヤンがダントツで面白かった。本当絶好調な橘さんは無敵。先月のAGEAGEから恒例になりつつある、オチ後の橘さんによる落語締めも楽しさがたまらないです。LLRは前に漫才大作戦で見たときは面白かったんだけどなぁ、今日はなんかふわふわした感じで全然はまらなかった。あと個人的に好きだった表現とかがカットされてて残念だったり。ロシモンはもうベテランさんみたいですね。おちつき感が半端ない(笑)決勝進出はダントツでエリートヤンキー


決勝4組で改めてくじ引きをしてネタ披露。

エリートヤンキー;部活をやめるのを引き止める
チーモンチョーチュウ:ターザン
アームストロング:振られたときこそ男らしく
ブロードキャスト:結婚の挨拶

チーモン、あほー!!!(笑)これめっちゃアホ。でもって二人が会場中で一番楽しそうでした。ターザンの声が高いとか、無駄に菊地さんのジャングルの描写が巧いとか、そんなことよりたまにボソッとつぶやく白井さんのひと言が面白いとか。全部が全部面白かったって言うよりも楽しかった。エリヤンは順番の妙で、あまりにネタとネタの間が短すぎたからかな。さっきのほうが良かったーって思ってしまった。というか1本目が受けすぎたんだよね。
優勝はチーモンチョーチュウ