ラ・ゴリスターズVS東京シュール5

ラ・ゴリスターズ
ハイキングウォーキング/ピース/平成ノブシコブシ
イシバシハザマ


東京シュール5
カリカ/犬の心/POISON GIRL BAND
しずる/ライス/かたつむり

個人的に昨秋の「籠の城」以来のシュール5。ケチャップナイトでどうやら家城さんがもごもご色々仰ってたVSラゴリのライブ。期待はそこそこで見に行ってまいりました。チケットを取った時点で2階席だったのですが、よみうりホールは2階でもそんなに高くないし見やすくてよかったです。
さくっとレポでも。


総合MCという名の前説:かたつむり
か林「ラゴリとシュールを仕切るんだから(彼らより)上ですよ」
といいながらも、拍手の練習。大きい会場(約1000人)の拍手の大きさに楽しくなっちゃうかたつむり。
か林「早く呼び込めって言われたけど、楽しーーー!」


●オープニング
・両チーム入場ですでにカラーの違いが。ラゴリは本当華やか。一方シュール5の地味なことったらないです(笑)一番華やかな色味の服を召しているのが、関町さんの『カラシ色』。
・ラゴリ名物の泥棒探し。
全員ピンクのラゴリシャツでそろえていると思いきや、石橋さんだけ「ピンクのボーダーの私服」。石橋「すみません、忘れました!」と謝るも、綾部「この中に、リアルに忘れた人が居ます」。石橋「だって、俺かばん中に絶対入れてきたもん」と。
リアルに忘れたのは、松兄。石橋「この人、さっき凄い冷たい目で見てきた」ドS。
・シュール5のさわやかさは、家城さんが片手に持ったコーラ。関町さんのコンセプトは「往年のプロデューサースタイルです」
なぜシュール5もTシャツがあるのに、そろえてないのか?家城「Tシャツ、家を出るときに一応用意はしたけど『いや、誰も持ってこないだろう』っておもって」いえいえ、田所さんはちゃんと持ってきてます。
・よみうりホールで3P話はアウト。
・か林「ちょっと待ったー!」カ林「茶番だろ?」の一声で始まった、『シュール5名物・まじりっけなしの茶番』


●ネタ

  • イシバシハザマ「レポーター」
  • 犬の心「校長を飼う」:近頃一周まわって、また押見さんが好きになってきた。本当にまるっと一周まわった気がする。このネタも久々に見たけれど、面白かったなぁ。
  • カリカ「面接」:このコントって前々から導入部、ドリフみたいだっけ?家城さんが楽しくなちゃってからが長い長い(笑)鶴の件、一杯見れて大満足。まさかの鶴あるあるに笑った。
  • しずる「田沼さんが転んだ」:これ、大好き。本当私の好きなテイストのほうのしずるが詰まっているなぁ。田沼さんの望みを叶えた後の「田沼さんが転んだ」の言い方がとても良い。ゾクゾクする感じがたまらなかった。これ、何度でも見たいな。


●コーナー「123・・・8のコーナー」
互いに対するイメージのランキングを、お互いに当てましょうってゲーム。グダグダな感じでそんなに面白くなかったのですが、さくっと。
・カ林「じゃ、ラゴリチームは一旦目を潰してください」村上「シュール5はいつもやってますよ」
○シュール村上→ラゴリ『器が大きい人ランキング』
1位:Q太郎  2位:松田    3位:吉村(ここの会場ブーイングが凄まじい(笑))
4位:又吉 5位タイ:石橋・硲  6位:綾部  7位:徳井
・硲「お兄ちゃんにしたい(ランキング)!」の発言で、あーこのアホさ加減シュールに一人ほしいなぁって思った。
ノブシコブシ吉村→シュール5『二人きりだと辛い人ランキング』
1位:家城(ぶっちぎり。なんなら半分舞台から見えなくなるほど端っこに)
2位:関町  3位:林  4位:押見  5位:田所
6位:池田  7位:村上 8位:池谷(会場中が納得)
・家城さんが1位に選ばれた瞬間から、松兄大興奮。
・関町「僕、カリカのおにぎりみたいになってます。・・・サンドウィッチですね」(狡い)
・池田「マリファナ吸ってそう(なランキング)」
田所「黒人ぽい」
田所「売れなさそう」家城「こら!」
村上「藁人形を与えてはダメな人」池田「そしたら俺、もっと上じゃん」
池谷「お茶碗一杯じゃ足りない人」(あ、シュールのアホの子忘れてた!)
村上「めんどくせえ(人)」
田所「虫唾が走る(人)」
村上「早く死んでほしい(人)」
押見「生まれてごめんなさい」
池田「人??」
・・・やっぱりシュール5はテレビ向きではないと悟りました。
・吉村さんに関町2位の訳を「関町といても全然面白くない」とワーワー言われすぎて、いっちゃった関町。


●ネタ

  • ハイキングウォーキング「磯野家の隣人」:これ大好きなコントなんだけど、今日はQちゃんががっつり台詞を飛ばしてグダグダの極みになってしまって残念。松田「俺は改めて相方を変えたいと思う。せっかく(ネタ)書いたのに・・・」
  • ピース「ハンサム男爵とバケモノ」:これまた好きなコントで嬉しい。何度見てもクレープの件はたまらなくツンデレで良いなぁ。このハンサム男爵は綾部さんにしか出来ないキャラクターだとしみじみ思う。良いコントだ。
  • 平成ノブシコブシ「うどん職人」
  • ライス「サスコント」:久々に見たサスコント。見るのは3回目だけれども、見るたびに感心するし楽しめる本当に秀逸なコントだなと。よみうりホールがサスコントにぴったりな大きさだったのか、場面の切り替えが絶妙。ライス二人の方言が安定して、変なところに引っ掛かりがなくなってますますぐっとコントの世界に浸かれるよさも。何より田所さんの演技力がぐぐんと上がってて、これまで鉄板で笑えた「みっちょん」がちゃんと聞けたよ。本当に絶品なコントだなぁ。


●センス大喜利
センスのみで大喜利勝負する為に、回答者は全員馬の被り物をして回答。舞台上に14頭の馬が並ぶ絵ずらはシュール以外の何者でもなくて笑いが止まらない。特に回答待ちで一列に並ぶ馬は圧巻。ここで次の仕事の関係でイシバシハザマとしずるが早退。しかし、頭数が2頭しか減ってない。しかもさっきまで1人だったロンゲが増えてる。そして以上にスタイルの良い馬が一頭。そのスタイルの良い馬が、途中吉村の脇鳴らしをやるんだけどぎこちない上になんか気持ち悪い(笑)吉田さん・・・。最後に意味なく馬横一列で四つん這いになって終了。見ているこっちとしては、靴とパンツで誰が答えているのかを当てるゲームに発展。松兄がわからないよ・・・。
結局決着が付かなかったので、各チームのロンゲ同士であっち向いてホイ対決。動きだけ高速じゃんけんな阿部ちゃんが面白すぎる。1000人の前でじゃんけんがツボにはまって、阿部「間に合ってよかったー」最終的に上ばっかり見ちゃう阿部ちゃんの負け。
オープニングで「シュールが勝ったらかたつむりを引き取ってもらう」等々ありましたが・・・。
ここで林・松田両名の「カンペ丸読み」のエンディングで対決なんてする必要なかった、もともといがみ合っているわけではないしってことで終了。
スクリーンになんとも魅力的な今後の予定が映し出されてました。春も忙しくなりそうです。


対決と銘打っている割に、コンビネタ以外はぐだっとしてそう考えたら3000円高くない?って若干思いました。しかし、そのコンビネタがネタ時間も長めでしかもがっつりとしたものを持ってくるコンビが多かったので満足だったなぁと。特にしずる・ライスがぐぐっとシュールよりなネタで、そうそうテレビ以外ではこういうのどんどんやってフラストレーション解消しなさいと勝手に思っちゃいました。
あ、ネタの順番。見ている時は「ライスがトリなんて素敵」なんて思ってたけど書いてみたらなんだ。五十音順じゃないか!!