ザ・パンチ単独ライブ
バレンタインデーに私は何をしているんでしょうね（笑）心待ちにしてた、パンチの単独に行ってきました。ネタバレしてますのでご注意を。
■OPコント：バレンタインデーキス
- 浜崎「バレンタインでザ・パンチでお客さんは何が見たいってこと」そんなパンチはフッリフリのドレスに花束抱えて「バレンタインデーキス」を可愛く？熱唱。しかし頭髪はパンチのまま。
■漫才：芸能レポーター
- まさかの突然の「なーんちゃってマッチョマーン」に撃沈
□V:ある日の打ち合わせにて
- 福田/官房長官の匂いがプンプンします。
■コント：お仕事探検隊
- 牛の乳いじり乳搾り体操。浜崎さんが自由人。
□V:タコ踊り百景
- サザエさんの曲に合わせて、全国各所であのタコ踊り。
■コント：告知
□V:ある日の打ち合わせにて
- 3本みて、「あーパンチは公園通り劇場出身だ」と実感。
■コント：金の松尾
- メルヘンチックな松尾は貴重
- 20年後の松尾役→萩原流無さん。
□V:のーぱんちぃ散歩
- 思いのほかはまっている松尾さん。ちょいちょい失礼（笑）
■コント：アマ・キャノン
- 共演に神保町の大塚さん。
- 松尾さんのプロデューサー描写がえぐい。
□V:ある日の打ち合わせにて
- ちょいちょい清原
■コント：M-1グランプリ2008前夜
- 茶番（笑）
- これだけ笑いに昇華できるものなんだね。
- あの日、あの場所に立って漫才を完遂したことが奇跡
■コント：お前が風船配れ
□V:ビールに合うつまみはなんだろね
- 泥酔
■漫才：王様になる
- 浜崎『王様になりたいと言ったから、2月14日はパンチ記念日』
- 松尾「あっというまに革命起きんぞ！」
□エンディング
とにかくコントがたくさん見れて満足満足だったのです。
最初っからもう、ずるいのひと言。そうそう、パンチのコントって良い意味でずるいんだった（笑）
＜お仕事探検隊＞は若干エロい。開場中「やっぱりレッドカーペット効果か、お子ちゃまもいるな」なんて思ってたんですが、彼らはこのコントどう感じたのだろう（笑）そして実は可愛く無い感じが残念な松尾お兄さん。浜崎さん扮する牧場のおじさんの開口一番「寝て無いんだ」で鷲捕まれました。
＜告知＞は今回１・２を争うくらい好きだコントでした。あのシリアスな雰囲気とベクトルの違う残酷な内容がたまらなかったです。「第4ステージ、想像上のブスです」とか言葉選びが好きでした。
1番好きだったのは＜アマ・キャノン＞これが家城さんが書いたコントなのかなとも思ってます。もう、出てくる単語がカリカワールドなのですもの。冒頭の松尾さんの演技から「これはちょっと趣向の違うネタだぞ」とワクワクさせられて。プロデューサーの地位を利用して新人アイドルに迫る松尾さんの演技が、リアルすぎてゾクゾクさせられて。松尾さんには思いのほか色香があるので、ああいう演技はガチでやっちゃダメですって（笑）そんなところに「海女inオスカー」登場で笑って。だって乳が！！舞って笑わせといて、ガチな芝居に突入、でさくっと落とす。これがもう家城さんテイストなんだよなー。これ、もう一度見たいです。このライブDVDになったりしないかな。発売されたらこのコントのためだけに買うのに。それくらい好きだ。
＜M-1前夜＞は何かしら単独でネタにしてくるんだろうなとは思ってたけど、ここまで笑いとして昇華するとはね。松尾さんなんて記憶喪失だったんだから！！（笑）いいなー、いやみにも僻みにもならずただ面白くなった。素敵。
漫才は今後いろんなところで下ろすと思うのでさくっと。とにかく松尾さんの「死んで」のバージョンがほぼ新ネタだったので満足です。1本目は、ネタ云々よりも浜崎さんに「ノーパンチ君」呼ばわりされたときの松尾さんの「ノーパンチ君呼びは、30年超えてから」に笑ってしまったー。2本目はかなり好きでした。浜崎さんのウザイくらいな男前さが前面に出た漫才。素敵なフレーズしか言って無いになぜか苛っとする（笑）天性。
書き出してみればネタが9本と盛りだくさんだったんだなと改めて実感。エンデュングを迎えたときの充実感が凄かったですもの。テレビやAGEAGEライブだと漫才ばっかのパンチのコントがたっぷり見れたのも嬉しかったです。エンドロールで『天才軍師 カリカ家城』と出たときは、あらかじめブログ等でネタ提供しているのを知っていてもとても嬉しかったり。林theキャットや、福田/官房長官ライブでも感じたカリカとパンチの距離感が大好きなのでたまらないものがありました。これからももっとこの辺りの芸人さんがわちゃわちゃっとするコントライブが見たいななんて贅沢なこと考えたり。
