チーモンチョーチュウ漫才ツアー@銀座博品館劇場

チーモンチョーチュウ
ものいい/ロシアンモンキー/ブロードキャスト
銀シャリ/パンクブーブー

ひとつ歳を重ねて初めて見に行ったのはチーモンチョーチュウの漫才ツアーです。チーモンももちろんお目当てですが、キャストさんと銀シャリにワクワクしてのチケット購入。さてレポですが、チーモンの漫才に関してはこれから全国へと旅立っていくところですのでさくっと。構成もキーワードも何にも聞きたくないやい!って方はネタバレしもって感想書きますのでご注意ください。
以降は自己責任でご覧ください。ではー。



そろそろかきますよ。ネタばれますよ。良いですか?


チーモンチョーチュウ:妄想
ものいい:探偵モノに出たい
ロシアンモンキー高校野球-ふたりでありがとう-自販機音声化
チーモンチョーチュウ:ヒーロー-三角食べ
ブロードキャスト:デート-親の呼び出し
銀シャリ:森のくまさん
チーモンチョーチュウ:不動産屋
パンクブーブー:流れ星-洋服屋
チーモンチョーチュウ:温泉-3文字

一組10分ほどの漫才を連続で9本も見れて、大満足でした。やっぱり漫才は長いほうが面白いですね。あー堪能堪能。チーモンも3文字じゃない、ニュアンスや白井さんの突拍子も無いボケだけじゃない、構成がしっかりとしたザ・漫才ってモノが多くて見ごたえがあり本当良かったです。そんな中でもやっぱり二人がとっても楽しそうに漫才をする姿が印象的でした。特に菊地さんがきゃっきゃしている感じがあっていいなーと。妄想のネタで白井さんに良いように操られる感じとか、ヒーローネタの乱闘シーンとかなかなか良いもの見たなと。
そうそう1本目の導入で、菊地さんが会場について一番最初に見たのが博品館の入口でひたすらボールをほおって居る白井さんだったそうで。白井さん曰く「(博品館は)行きつけの店だから」と15時には会場入りしてたそうです(笑)博品館に着いてから、だいぶ長い時間かけて博品館を隅から隅まで堪能した模様で、なによりです。おもちゃ売り場にいた小さい子達を思わず「友達」といいかけて必死で「小さい子」と言ってましたが(笑)白井さんならその子らが友達でもOKです、28歳だけど・・・。
3本ほどネタの後半にむりくり3文字ゲームが入ってたのですが、菊地さんも苦笑するほどの白井さんのネタの転換の不器用さで。それを見て微笑ましくふふふと笑っちゃえるのがチーモンの持ち味だなーと。この漫才たちが全国を回ってどう変化するのか楽しみです。


普段のAGEAGEとかレッドカーペットとかだととばしてしまうものいいも長めのネタだとちゃんと見れて面白かったんだなと再発見したり。
ロシモンはさすがの貫禄。面白すぎるでしょう。ひとつのボケまでの振りのストロークが長い長い(笑)そんだけ振って、ちゃんとドカンと笑いが起こるんだからベテランさんですよ。中須神のボケはもちろんのこと、やっぱり川口さんのツッコミのフレーズが秀逸すぎます。でもって川口自己申告の通り過剰すぎるツッコミに会場のざわつきがおさまらないところがロシモンの素敵過ぎるところだと思います。もう本当に好きです(告白です)
ブロードキャストも普段の漫才はぶつ切り感があって苦手なんですが、ある程度の尺があると1テーマでボケを連ねていくので本当に面白かったです。デートネタは見たことあるんだけど、広い会場に余裕のある持ち時間だとこうも感じ方が違うのかと思うほど。途中から吉村さんの汗が尋常じゃなく(笑)本人も「こんなに暑いの?」と心の声が駄々漏れになるの面白くて。一方房野さんの涼しげな顔!
銀シャリM-1の敗者復活で競馬場の端っこから生で見たことはあるのですが、しっかりと腰を落ち着けてみるのは初(のはず)のっけから銀シャリ知名度調査をし、思いのほかの拍手の量に「拍手で家に帰れます」と表現する橋本直に釘付けでした。あーなんて面白いの。上手いこと言いがこんなに面白いなんて!!久々に聞く数々の天然鰻のエピソードにも腹かけて笑いました。贔屓目無しでこの日一番笑いを取ってたのは銀シャリだったと思います。それくらい笑い声が止むときが無かったよ。「事情は察します」とか言葉のチョイスがツボで困りましたよ、橋本直


次に自分が見に行くのは横浜公演。その間にさいたま公演があるので、それを経てチーモンの漫才がどのように変化するのかを楽しみに待っていようと思います。そしてM-1を見据えた漫才ツアーをすると決勝にいけるというジンクスどおり、今年の年末にチーモンとこの日は体調不良で欠席となったカナリアM-1決勝の舞台に立っているのを楽しみにしたいなと思います。