東京シュール5 Produce by しずる村上

6公演あって、全て違うことをするという今回のシュール5の公演。
先週は帰省中のため見に行けず、関町プロデュースを見れず。お友達から頂いたメールから察するにかなり面白かったようなので、悔しいです。そのお友達から、2週目が村上さん3週目が阿部さんと聞いてそれはそれで楽しみ。村上さんは、シュール5のトークとかでことあるごとにプロデュースを避けている感を滲ませてたのでどんなものを持ってくるか楽しみだし、阿部ちゃんは阿部ちゃんですからね。かなりドキドキな感じですよ。
メモも取ってないし、詳細なレポはいろんな方が書いてらっしゃるのでさくっと感想だけ。
ひとつ残念だったのは、席の関係で最初のトーク時は誰一人の顔も見えずにラジオ状態だったこと。多分表情なりなんなり見えていればよかったんだけど、なんせ結構知っている話をラジオの様にただ聞かされると体感時間がびっくりするくらい長くてですね、辛かったです。もうちょっと茶番へのキーワードになる話題までをコンパクトに進めたらもっと楽しく見れたかなと。でも各コンビの馴れ初め(っていうの?)だとか、どんなネタをするコンビなのかとか、今日はじめてシュール5を見る人にも親切丁寧なトーク部分だったなーと。実際私の席の周りはかたつむりが出てきたときに「誰?あの全身タイツ誰?」って声がしてたので、シュール5をよく知らない人も多いのかなと思ってたのです。ただ余りにその方たちの心の声が大きすぎてちょっと萎えましたけど。
ライスのトークが永遠に続くのかと思ったころ、にゅるっと出てくる全身タイツの章吾さん。「あー関町さん死ぬな」って思うほどのラップの巻かれようで「あーキタキタ。茶番の始まりか!!」というワクワク感は凄かったです。最初から村上さんがただのトークライブをする訳がないとは思ってますが(シュールファンのダメなとこですね)、いかんせん長かったので疑心暗鬼になってました(笑)だから章吾さんで救われたー。ここからはバックトゥザフューチャーのパロディですよ。
ライスはKOC予選落ちしたその日に解散してて・・・。
犬の心は押見さんの足が小さくなりすぎて、立つことさえ出来なくなって解散。
ポイズンは阿部ちゃんが新弟子検査に受かってて、端からNSCに居ない。
カリカは世の男前基準が変わり、家城さんはアイドルに林さんはリーマンに。
この過去をかたつむり林さん演じる博士の車で、びゅーんと変えに行く流れ。なんだこれ(笑)
ライスのKOC後の話はなんとも切ない。あまりの関町さんの噛みっぷりに怒りに怒った田所さんだけど、その後のライブ(旅行記)で関町さんのことを「可愛い、可愛い」言わなくてはいけなかったから凄く嫌だったとか。
犬の変わった過去での池谷さんが、かっちり板前になってたのは面白かったなー。なんだよ、足が小さくなりすぎて立てなくなる病気って!
ポイズンは吉田さんの変わった過去のピン芸人としての名前が「はっけよい吉田」って!!しかもギャグが酷い(笑)そりゃ村上さんも「10年以上ピンでやってて、そのギャグ・・・」とがっくりしますって。
カリカはコントの争う流れから、じわじわ「能」の動きになるのが鮮やかで。ちゃんとトーク部分で「能」コントに触れてて、ちゃんと伏線はってんだなと思ったり。
本当今回は席がなー、もっと良い環境で楽しみたかったです。なんか上や後ろのほうもうるさかったしなー。ちょっと暗転が多かったのと、展開が単調だったのですこーしだけ最後のほう疲れちゃいましたけど村上さんのやりたかったことが楽しくてよかったです。
次は阿部ちゃんプロデュースだ、楽しみだ。