世界キワモノ演芸2009

久々の開催となったキワモノ演芸。今大会は新人の台頭、キートンさんの殿堂入り、椿鬼奴が審査員に回るなど波乱の大会でした。熱狂的かつ最もとっしーを困らせた酔狂な客が居たこと以外は最高のイベントでした。
以下、試合結果と感想。内容については、ロフトプラスワンを出た瞬間に忘れろとのお達し(@パンツ佐藤氏)だったので忘れました。


<1回戦>


<2回戦>


<準決勝>


<決勝>


◆感想◆
・S心満載の林さんに弄ばれて決勝まで進んでしまった吉田さん。勝ち上がりが決まるたびに膝から崩れ落ちる、落ちる。1回戦の携帯番号のくだりは、なかなかのチキン振りでよかったです。
キャベツ確認中はキワモノ演芸だっていうのに、ネタは普段と変わらぬクオリティ。仕上げてきてます。発声は本多劇場クラス。
・とっしーはキワモノ演芸中にクオリティが上がる奇跡。あの客さえ居なかったら・・・。開場中が凍りつくってかなりですよね。
・家城さんのネタは、キワモノ演芸で披露するには勿体無いくらいのコントで、これまたキャベツとは違った意味で仕上がってる。1分間のコントとは思えないクオリティ。もっと見たかったなー。
・平成スーパードデカバンドは、新ボーカリストと触れ込みで。まさかのジャンポケ太田加入。だが中尾さんじゃないことがかなり寂しい。(ノンスモーキンは神保町だったよ。忘れてた。)中尾さんボーカルよりもバキバキ度は低めながらも、パワフル&アグレッシブル。カリカの今一番デリケートな部分に噛み付いてて、最高でした。
・押見一門会=押見&遠山の仲良しだった。じわじわ来るので、結構好きです。久々に遠山さんをロフトで見た。
・関町さんはまさかのブラッディ君。お友達から話には聞いていたが、まさかこんなところで見れるとは。血みどろで林さんには起こられていたけれども、これもう1ネタ見たかった。
・直美ちゃんはいいともといいともの間とは思えない。音響ミスがありながらも、別ネタできっちり勝ちに来るこの二人はもはやコンビでしょう。
・福田さんはメンツに入ったときに、一番???って思ったけど、RGに勝ってしまうとは!!ていうか普通に目押しが凄腕でトキメキそうになったけど、そこでトキメいては本当ダメ女だとぐっと我慢。ネタはアホエロイ。でもって相当気持ちが悪い。あれ、お家から持ってきたのかしら。2回戦でますます変態振りに拍車がかかってたのも良かったです。羽生さんに対して2票入るとは善戦善戦。パンツさんに声について触れられ『自己紹介遅れました。LLRの福田といいます。もともとこういう声です。』『酸素を吸ってます』という絡みは、久々に見たので逆に新鮮。
・ですよ。は『エンタの神様』で一世風靡し、その後の失墜の一因となったあの頃のネタを当時の勢いさながら全力で。改めてあの番組の恐ろしさを垣間見た気がした。
キートン&奴姉が参戦しない今、羽生さんと対等に戦える人なんて居るのだろうかと思うほど、完全に頭ひとつどころか2・3個出た感のある強さ。日頃のタイツ芸がキワモノシフトになるとここまでか!と。とっしーファンの酔客も羽生さんのネタでは沈黙を保つほど。さすがです。
・待ってましたの師範代・増谷キートン氏による模範演技披露。エアあややの次はこれだ!!ということで、エアデーモン閣下による聖飢魔?ライブの完コピ。メイク、衣装、ネタ全てにおいてのクオリティの高さが他の追随を許さないって感じで、そりゃ殿堂入りしますよと感服。MCから歌までの一連の流れが見れる程のネタ時間の長さで大満足。
・決勝で負けた(林さんの最後の最後のドSによって完全試合で負けた)吉田さんによるエアデーモン閣下を見れる日を楽しみに。
・やっぱりキワモノ演芸の面白さの半分は、MCのパンツ佐藤氏で出来ていると思います。