コントバトルG1

今年の笑い納めはコントバトルG1でした。
MCは今回も芦沢さん。

ミルククラウン:予備校
■インポッシブル:人魚
■アームストロング:バレーボール部
LLR:贅沢王子
■Bコース:BEGIN
ジャングルポケット:エアコンの温度調節
イシバシハザマシャバダバダ劇場
■ブロードキャスト:立て篭もり犯
ガリットチュウ:朝帰り
グランジ:進路相談
■ライス:山小屋
パンクブーブー:告白
ジューシーズ:ダブルミートさん
■パンサー:プレステ6

優勝はジューシーズ
降格はインポッシブル、イシバシハザマミルククラウン


優勝も降格も結構納得のいくG1でした。ジューシーズのダブルミートさんのコントはAGEAGEでも、テレビでも一番見たはずなのに、やっぱり笑っちゃうから本当に良いネタなんだなー。何度見ても児玉さんの「ダブルミートさん」という呼びかけに細かい変化をつけるところは素晴らしいと思うし、なによりG1はネタ時間が7分だからいつものところでコントが終わるんではなく、その後のダブルミートさんまで描かれててその時の赤羽さんの一人芝居がなんとも哀愁漂ってて良かったのですよ。年の瀬に良いものを見せてもらいました。
インポッシブルは人魚の頭が取れるというハプニングがなかったら(もしくはそのハプニングを笑いに好転できたら)降格はなかっただろうと思うので残念。ミルククラウンはご自身で滑ったと仰ってましたし、イシバシハザマは「なんで今更こんな古いの掘り起こしてきた!」と驚愕するくらいの昔のネタでして、一緒に見てたお友達とも言ってたんですが、昔のコントを見ると石橋さんの動きが当時とは比べ物にならなくて笑っちゃいましたけど。ただ、石橋さん自体は今のジジイな感じの方が自然で好きなんで、このまま昔に戻るのは金輪際止めていただきたい(笑)
アームのバレー部のコントも何度も見ているんだけど、やっぱり二人の女装は全く女子になろうとしないのに女子っぽいところが凄いよな。これが女子力ですか?(違います)
LLRの贅沢王子は単独以外では見ることはないと思っていたので、また見れて嬉しかった。単独の時は福田さんのツッコミ?がもろに竹内健人だったんだけど、今回はちゃんと福田テイストになってて良かった。でもってやっぱり伊藤ちゃんの王子っぷりは贅沢というよりはアホの分量のほうが多い気がする(笑)
Bコースはひっくり返るほど笑ったー。最近のBコースは良いなー。ナベさんが最小限だからかな(失礼)もう「ハンチングのデブのメインキャラクターは根も葉もない幻」ってフレーズに笑いどころが詰まりすぎててしんどい!!
ジャングルポケットのコントがちょっと変化球でよかった。変化球と言っても構成がって言うわけじゃなくて武山さんの使い方が変化球。なんだろね、斉藤さんや太田さんが熱いのとは次元が違うんだよ、武山さんは。いつも斉藤さんが言っているようなオチの格好良い熱い台詞を、全力で武山さんが担っただけなのにこの爆笑加減はなんなのさって思う。武山さんの持っているええ声のポテンシャルに、演技力が全く追いついていないこの感じ。勿体無いんだけど、面白いが上回っちゃう。
ガリットチュウは夢だと思いたい(笑)すっごい面白かったけど、なーんにも覚えてない。最後のほうで熊ちゃんと服ちゃんがイチャイチャしてんなってのだけうっすらと記憶にある。脳がこのコントは記憶から消去しなさいって言っているのかも。
グランジはキャデラック会議室で下ろしたネタを練り上げてきたなって感じ。新ネタ特有のぐだったところが全てすっきりしてたし。ただ、遠山さんのワンピースがパンツ丸見えな長さだったのがわざとだったら即刻丈の長いのを買いなさい!って言いたい。グランジのコントってメイクや衣装に頼らなくても十分強いのに、たまに彼らは安易な所に逃げたがる。勿体無い、ぶれるのに。
ライスも久々にこのコントをフルのバージョンで見た感じがして。でも一番最初に見たときからは結構かわっているんだなーと。もうあの会場中からちっちゃい悲鳴が漏れるあのオチのバージョンは見せてくれないのでしょうか・・・。
しかしM-1チャンピオン獲得後のネタがまさかコントだとは想像もしてませんでしたが、実はパンクブーブーのコント大好きなんで嬉しかったです。久々に「彼氏神拳・彼女神拳」が見たいなと思ってたんですが。ただこのコントも後半はなぜか戦う二人の物語になって、お腹抱えて笑いました。漫才も良いけど、たまにはコントも見たい!!2010年中は現チャンピオンだからそうもいかないでしょうけどね。
パンサーは勿体無かったー。設定が分かったときは「これは!!」ってワクワクしたんですが、その後の展開でそこ以上のワクワクが得られず・・・消化不良。こんな面白い設定なのにー勿体無い!!
ネタ以外では、M-1チャンピオンのお二人がお互いを「よう!チャンピオン」「おう、チャンプ」と呼び合う件を繰り返し、微笑ましいながらもしつこすぎて芦沢さんに「凄いけど、もういい」って怒られたり。純さんがチャンプだというのに「G2に落ちたい。だってライブが早く終わるから、早い時間から日高屋で飲める」とこれまで通りのスタンスだったり。あと「チンポジに敏感になってるから」と若干の弱さを見せたり。
あと重大な発言として、吉本若手ユニセックスラインが判明。遠山さんの「俺と松橋と向井は同じライン」って発言からして否定した気分で一杯だったんですが、まさかのそのラインの延長上には羽生さんが居て、その先にはラッシャー板前さんがいらっしゃるとの事。しかも羽生さんの最終目標が「きれーな丸になること」とちょっと常人では理解しがたい目標が発表され、年の瀬にパニックになりました。
アンケート用紙によると次回の開催は3月だそうです。