囲碁将棋単独ライブ『劇空間ホール』

今回も90分ただ喋るだけという、漫才師としては格好良すぎるでしょうって単独を堪能してきました。ネタバレしてますのでご注意を。

■スロット(ナレ:エリートヤンキー橘)
■方言
■サザン オールスターズ
■洋楽
■理想の女性像
■副業
■レポーター(VTR)
■根建ピンネタ
■おすそわけ

どれもこれも面白かったー。方言は近頃の囲碁将棋らしい感じ。唄ネタがあるとワクワクする。個人的に文田歌声が好きなので、単に心地良いって話もあるけどね。
サザンはもはやシチサンライブでのフリートークを聴いているようだったな。「教える、教える」「止めろ止めろ」の応酬でこんなに笑うものかと思うんだけど、笑ってしまう。ただこの漫才は、普段の囲碁将棋ありきなんだろうなー。
洋楽はどこの空耳アワーですか?って。途中からマキシマムザホルモンの曲に聞こえてきてしまった。またこれを文田オリジナル歌詞見ながらノリノリな根建山河可愛らしすぎるでしょう。なんだこの生き物(笑)
理想の女性像は、チョイスがたまらない。隙間産業過ぎてわからないところもあるんだけど、その前後の流れでちゃんと笑えてしまえるって凄いネタ運びだなと。核として「女性であること」っていうのがぶれず、それ以外は「なんなら働いてなくてもいい」ていうふり幅よ!
副業も言葉の端々が楽しい。特に「1/3つけて、つるっと出る」って表現がたまらなく大好きだったなー。
根建さんのピンネタはがちがちの下ネタなのに、それを演じている根建さん全体から漂う童貞臭のおかげで中2男子にしか見えず、ゆえにただただ微笑ましいだけ(笑)下ネタではあるが、ネタとしてはちゃんと作ってる!って思えるもので普通に面白かったです。
最後のおすそわけは、以前シチサンライブでボケを募って作ったものの完成版。作る過程を見ているからこそ文田さんの凄さが分かるものだったなと。シチサンではこれどうなるんだ?と思ってたものが、ちゃんと形になってその後の展開がパワーアップしてるのが凄い。またおすそ分けのチョイスも良いし、何より名言と思った(笑)「返すか返されるかの瀬戸際」は最高にいいフレーズだなと。


最後の最後に笑わされたのは、シソンヌじろうちゃんの女装時のスーツに返り血がついてたことへの釈明の「軍鶏をしめてきたの」だったのは内緒です(笑)
と書いてますが、本当に90分笑いっぱなして顎が痛かったー。意図的に感想かいてない、グルメリポーターのVTRは、根建さんだからそこ許されるゆるっゆるのVTRでちょーっとだけ飽きましたが、ラストハンバーガー食べての「あったまるー」でチャラです(笑)
これからいろんなライブでカットされてくネタを見るのも楽しみです。どう落とすのかなとか。今回は本当に違和感無く次のネタに移行したなーって思ったのが多かったので。