カリカ家城のロックバー

カリカ家城/犬の心押見/POISON GIRL BAND吉田
オコチャ/グランジ遠山

なにをやるライブかわからないまま、家城さんと遠山さんが並ぶライブならと思ってチケットを取ってみたら、お酒を飲みながら好きな音楽を聴くという珍しいライブでした。とにかく楽しかったです。以下、レポとも感想ともいえないものを。
・会場ではお酒の販売が。もちろん舞台上も全員お酒飲んでいい気分でしたよ。
・浅草の演芸場にて、大音量でロックを聴くという貴重な体験。もっと音量上げてもいいよーって思うことが何度も。
・今回のライブのコンセプトは各々が5曲セレクトしてきた、好きな音楽を1対1でプレゼンして、会場の拍手でどちらかを聞きましょうというものだったんだけど、早々にそのルールは無しになって挙手製になってたけど、最初からこっちが良かったな。イベント性としては最初のほうがあるのかもだけど。
・この後仕事が控えているのに酒が止まらない押見さんを制する声に対する押見さんのいい訳が「俺、酒強いんで」って、何?(笑)それに比べて氷結1本でいい感じ通り越してまっかっかの遠山さん。そりゃ、アルコールいれてから暴れたら一気にまわるでしょうよーって笑った。これでこそ遠山さんですよ。
レピッシュとかかなり懐かしい名前をど頭に聞いてわくわくするけど、この後あんなノリに発展するとは・・・。面白かったけど、ダメだよ(笑)
・遠山さんによるミッシェルへの敬愛を、基本押見にさんに向けてだけ話すもんだから途中から萎縮し始めた押見さんが面白い。押見さんのがんがん来られている様はなんでこんなに面白いんだろう。
・遠山さんのミッシェルに、ミッシェルでぶつけてきた吉田さん。結果吉田さんの曲が勝ち流れたのだけど、「好きだからどっちがかかってもいい」所まで達した遠山さんによるエアミッシェルが抑えられない敬意により発動されてしまった。
・遠山さんによる、ミッシェルとブランキーのライブパフォーマンスが見れただけで、今日私は浅草に来てチケット代払ってよかったと心の底から思いました。なぜ彼のライブパフォーマンスの模写は、あんなにも私の心を揺さぶるのでしょうか。これだけのライブをもしやるならば絶対に見に行くのになぁ。芸人サイドでは「詐欺ライブ」って言われてたけど(笑)
・2曲の遠山ライブパフォーマンスの後、クールダウンしましょうと流された民生の「コーヒー」がこんなに心に染み渡るとは。
・家城さんが進めるお嬢の「愛燦々」こんなにじっくりとこの曲を聴く機会なんてないと思ってた。聞けば聞くほど歌詞が素晴らしいと。オコチャが「人生って嬉しいものですね」という歌詞にいたく感動した模様で、酔っ払い特徴の「なんども繰り返し同じことを喋る」モードに入っていたが、オコチャがこの歌詞から何かを感じたことはとても伝わったよ。
RCサクセションの曲を、大吾組で熱い真面目な話をしているときにロックバーのマスターが掛けてくれたと紹介するも、「何を言いたいのかわからなくなりました。・・・トイレに行きた過ぎて」と残念な結果になった吉田さん。でも曲は、そんな話をしてるときに流されたら泣いちゃうよってくらい、その状況にマッチしてた曲だった。
・5人が5人とも用意したという、ちょっと笑える曲。吉田「ちょっと休める感じのもいるかと思って」と、みんながそう思ってた様子。遠山さんがプレゼンするだけで流さなかった、米米クラブの曲が聞きたかった。きっと完璧にカールスモーキーになってくれただろうに。押見さんが持ってきたという面白い曲に対する、遠山さんの「何それ、おもしろいの?」というひと言が最高だった。酔っ払っております、遠山大輔
・オコチャが持ってきたのは「ジュピター」。個人的にこの曲は、D関の家城さんの登場曲だったりでもはやパブロフ的に笑ってしまう。本当に素晴らしい曲なんだけどね。みんなで聞いてみようとなるも、歌いだしの息を吸い込む音がツボに入ってしまったオコチャさんの笑が止まらなくなり終了。
・終了10分前に、実はカラオケも用意してたという家城さん。オコチャに唄ってほしい歌のリクエストを募り、「少年時代」を。ゴングショー形式で5人が「もういい」ってなったら挙手→終了ということに。オコチャさんの歌唱力は、知る人ぞ知るあれなもんでAメロ終わらぬうちに終了。お疲れ様でしたー(笑)
・最後は家城さんの歌うフジファブリックでおしまい。家城さんの歌唱力は、音程0気持ち100。


ライブの内容を知って、音楽そんなに詳しくないしなー楽しめるかなと心配だったんですがむちゃくちゃ楽しかったです。オコチャポジションで楽しんで、勉強して、好きな音楽増やせばいいんだなって。また是非ともやってもらいたいです。お昼間っていうのもいいけど、オールナイトでもいいよねー。