福田がしゃべるVol.4

LLR福田
矢野兵動・兵頭/南海キャンディーズしずちゃん
パンサー・尾形/LLR伊藤/アームストロング・栗山
チーモンチョーチュウ・白井/グランジ・遠山/平成ノブシコブシ・吉村

浅草花月不定期に開催されている「福田がしゃべる」。4回目と言うことにも驚きですが、なんと言っても今回はスペシャルバージョンとして、会場はスペースゼロ(キャパ500)。開演時間の都合上、最初のゲストである遠山さんとのおしゃべりが見れなかったことだけが残念です。ということで、2人目のゲストであるパンサー尾形さんの途中からになりますので、完全版はネットに素敵レポが溢れてますのでそちらをどーぞ。(以下、箇条書き&抜粋です)


<2人目:パンサー尾形>
・プールに行ったという尾形さん。サッカーボールの様なバストを持った女性がカップルでいちゃついているのを見て生理現象が起こってしまったと。
尾形「プール内に居た中学生とか、尾形が」福田「尾形、中学生の中に入っちゃった?」尾形「上がるに上がれないんですよ、フィジカルだから」(笑)福田「お前33(歳)だろう?」尾形「福田さんは小さいフィジカルだから。」福田「尾形、お前それ悪口だからな」


<3人目:南海キャンディーズしずちゃん
コントレックスを選ぼうとするしずちゃんに、福田「女の好きな水ですね。・・・避けましょうか。」(失礼)
・福田「なんてお呼びすれば?大阪の後輩とかにも聞いたんですけど、みんな『呼んだことない』って。」(笑)
・福田「山里さんにも聞いたんですけど、『しずちゃんさんで様子をみよっか』って。」福田「で、なんて呼んだらいいっすかね?」熟考した揚句、しず「じゃあ、静代さんで。」(笑)
・しず「男の人に『可愛いね』って言われたら嬉しいねんけど、その人が好きな芸能人を柴咲コウとか言ってるのはどういうことなんやろう?」福田「そんなまっすぐな目で見られても・・・」
・しず「こういうゲストとかであまり呼ばれたこと無いから、てっきり好きなんかと思ってた。」福田「そう思われてると困りますね。」福田「静代さんて上半身、スト2ブランカですね。」この表現がツボにはまって笑が止まらないしずちゃん
・福田「山里さんに、静代さんとのトークの相談をしたんですよ。そしたら山里さんが『海辺に行って、岩と話す修行をしたほうがいい』って。」
・福田「自分では女っぽいほうだと思いますか?」しず「自分では女っぽいほうだと思う。でも敵と戦いたい。強い奴と戦いたい。」福田「あれ?悟空と同じ(笑)」
・しず「いくつなん?」福田「30です。」しず「へー、18くらいかと思った。」!!
・しず「30になって全部むしりとりたくなってん。髪の毛とか。」
・アイドルになりたかったしずちゃん。しず「モー娘のオーディションとかも受けてて」福田「モー娘入ったら絶対センターでしょう。」しず「でも自分が大きいことに気付いてないねん。大きいって事を忘れる。」
・誰に似てる?しず「フカキョンに見えへん?」福田「フカキョンが中に入ってるならわかる。」
・福田「今度遊びに連れてってくださいよ。いつもなにしてんすか?」しず「横浜の橋の上で釣りしてる。」福田「そんなところで何が釣れるんすか?」しず「いわしとか・・・。」


<4人目:アームストロング栗山>
・栗山「『栗山が聞く』をやりたいんだよね。聞き上手って大人でしょう?」*1
・福田「さっきラーメン一緒に食べに行った時に、福田がしゃべるやっちゃったからな。だから一緒に飯行くのいやだって言ったじゃないですか。」
・栗山「そうだ、お前嘘つくのやめろよな。」早目にゼロに着いた栗山さん。ご飯でも行こうと福田さんに電話をすると、福田「あと少しで着きます」と。栗山「俺の少しはタバコ1本分なの。お前5、6本吸ったからな。」福田さんの言い訳。福田「タクシーで向かってたけど甲州街道がむちゃくちゃ混んでた。本当にすぐ着く距離に居た」とグチグチ言い訳。栗山「ていうか俺、怒ってないよ。今も聞きながら次何喋ろうかなって考えてたし。」福田「なんだじゃあ良いや。これ全部嘘です。」クリさん爆笑。
・福田「クリさんて、ガキみてえな飲み物しか飲まないイメージ」栗山「あー、昔40円くらいの外国のコーラとか良く飲んでた。あめーの。」
ガリットチュウはチューペットの正式名称。これをなんて呼んでた?話。栗山「チューチューって言えばさ*2お前、ネズミに似てるな。」福田「僕、いろんなものに似てるって言われるんですよ。狐とか猫とか新幹線とか。」栗山「俺、そういうの無いの。筧利夫だけ。」福田「言われてみればクリさんて、顔に特徴無いですね。」ショックを受けるクリさん(笑)
・福田「アームって二人とも特徴無いですね。それが(売れるための)最後の砦だな。」栗山「顔に傷つけようかな・・・」(笑)
・安村さんがわからない(笑)栗山「中学の時にヤスが短気で自己中だって、学級会議が開かれたことがある。ヤスは舞台でスイッチが入る、本当典型的な芸人。」
・福田「これ、(ブログとかに)書かないで欲しいんですけど*3、ヤスさんに説教されるとむかつきません?」(笑)「遅刻するとすげー怒られるんですよ。」栗山「それはお前は遅刻多すぎだから。」福田「栗山にも説教されたよー」(笑)栗山「お前が遅刻してる間、伊藤ちゃんがどんだけ寂しそうにしてるか知らないだろう!」(笑)
・福田「本当に『栗山が聞く』やるなら、ゲストで僕と大さん行きますよ。」栗山「俺、ノイローゼになるわ・・・」(笑)


<5人目:チーモンチョーチュウ白井>
・水選びが楽しそうな白井さん。福田「時間無いんだからー」白井「じゃあ水選ぶ話しようよ。」
・白井「おい!ギャンブラー。どの水選ぶと思う??」と挑発するも、本当にばっちり当てた福田さん。白井「当たった?!気持ち悪いっ!!」
・福田「初めて負けそうだ・・・。」
・白井「(自分の膝をぽんぽん。両手を広げて)おいでよ!!」「何照れてんの。今日は福田が照れるじゃないでしょ。後輩でしょう!」(笑)しぶしぶ福田さん、白井さんの膝の上。*4
・白井「前世さ、狐殺したでしょう?」(!!)白井「猫か。猫って殺したら8代呪われるんでしょう。」福田「母ちゃんも、おばあちゃんも同じ顔だからひいばあちゃんが殺したんでしょうね。」
・白井「話したいことあるんだけど、いい?」「今日は何の話してもいいって言われたよ。」福田「白井さんだけは次回からは話したいこと審査ありにします。」
・白井「この服も、ビルも、床も、イスも全部全部地球から出来てるんだよ。メイドイン地球なの。凄くない??」福田「あれ?今*5チャイム鳴りました?」白井「心のチャイムは鳴ったかも」(笑)
・白井「ねー、そっち座っていい?」*6以下、白井さん福田さんの膝の上。
・福田「白井さん、いくつでしたっけ?」白井「29」福田「29歳なんだから、『地球から全部出来ている』って事からこう思うって考えたことが無かったら舞台で話しちゃダメ。わかった?」白井「わかったー。」福田「よし!じゃあ外でドッジボールだ。」白井「わー」(笑)*7


<6人目:LLR伊藤>
・客席から「どーもー」と登場。そのため伊藤ちゃんのみハンドマイク。福田「お前、中大居なかったっけ?」伊藤「俺、大学で授業受けたことない。」昔友達と中大のキャンパスに遊びに行ったとき、そこの教授がハンドマイクで授業をしてたんだけどテンションが上がると質問するときと答えさせる時のマイクの向きが逆になっちゃう人だったと。途中でこの話と理解して笑い出す伊藤ちゃん。
・福田「お前から見て、誰と仲良くなれそうだった?」伊藤「白井さんは論外でしょう。尾形もなー。遠山さんは仲良さそうだった。あと、しずちゃんさん。」福田「静代さんな。なんで?」伊藤「いや、最初は話を聞いてて腕を組みそうになったら気付いてやめてたんだけど途中からお前、ずっと腕組んでたから。」福田「なんかさ、姉ちゃんと喋っているみたいだったんだよな。」
・伊藤「でもさお前失礼なこと一杯言ってたよ。(伊藤ちゃんの)周りのお客さんが『えー』って言ってた。」福田「本人の前だから良いの。まー、面と向かって言った後陰でも言うけどね。悪口の宮本武蔵だから。二刀流。」(笑)伊藤「なんにも格好良くねーよ。」
・福田「その席どうなの?」伊藤「自意識過剰とは思うんだけど、みんなが自分の後頭部を見ている気がして熱くなっちゃう。」福田「みんなお前の頭なんか見てねーよ。」
・伊藤「尾形の話、あれ嘘でしょう。大人になったらフィジカルの調整きくようになるよね。」福田「尾形の話は全部嘘。twitterでもあいつ『○○なーーーう』とか言ってるから『嘘でしょう』って返すんだよ。」伊藤「それ、ブロキャスの吉村さんと一緒だよ。」福田「違う、面白さのレベルが違う」(笑)福田「『あんた、福田と同じことやってるけど全然違いますよ』って吉村さんに言え。」
・B'z会に呼ばれないことが実は気になってる福田さん。伊藤「B'z会って言っても、2回目にしてボルサリーノ関さんの手料理を食べる会に変わっちゃってるからなー。」
・伊藤「そんなに言うなら来ればいいのに。」福田「呼ばれて無いのに行ったら嫌われちゃうだろう。みんなに小声で『やべえ、来たよ』とか言われて。関さんの料理も俺のだけ味がついてなくて、でも後輩だから『美味しいですね』って言ったらまた陰で『味付いて無いのに』って笑われるんだろう。」伊藤「いつそんなトラウマできたんだよ!」(笑)福田「いいよ、俺行ってもカップラーメン食ってるから。」伊藤「そういうとこだよ、嫌われるの。」(笑)


<7人目:平成ノブシコブシ吉村>
・初舞台がゼロでの極楽トンボ単独ライブのエキストラだったため、この舞台に立つと初心を思い出し身が引き締まるという吉村さん。福田「やってみてくださいよ」と初舞台再現させる後輩。素直に、且つ全力でそれに答える2年先輩、良いねー。
・吉村「どうせお前は徳井派だろう?」福田「この頃そうでもない。徳さんは多分、自分より暗い人間が好きなんですよ。で、俺もそうだと思ってたら以外に明るいってなって。だから今はもっぱらミルククラウンの竹内ですよ。」吉村「竹内、こないだ山手線で見かけたらとんでもない首の角度で下向いて歩いてたぞ。」福田「でもあいつ地元だと自転車立ちこぎするんですよ。」
・福田「(吉村さんには)厳しいこといいますけど」吉村「楽しい会じゃないの?」
・吉村さんがよく遊ぶ後輩はイシバシハザマの硲。福田「硲なんてみんなの犬じゃないですか」吉村「あとは江崎とか。」福田「江崎も絵に描いたような犬。」(酷い・・・)吉村「じゃあ、誰と遊べばいいの?」福田「(食い気味で)俺とか。」(笑)吉村「俺、怖いんだよ。先輩だけど、何度か傷ついてるよ。福田は恐いよ。」(笑)福田「でも硲と遊んでたら、あなた幸せになれないですよ。」吉村「1回でいいから『吉村さん、おもしろい』って言ってほしい。たまにはアメが欲しい。1回でいいから。」
・以前付き合ってた彼女にも「もっと優しくしてほしい」といわれた福田さん。福田さんとしては好きだからこそ厳しく接してたと。福田「文化の違いなんですかねー。」吉村「お前、どっから来たんだよ。」(笑)
・吉村「吉村は福田の3歩後ろを歩きますよ。でもたまには一緒にマフラーを巻いて欲しい。」
・福田「後輩は良く『吉村さんは面白い』って言ってますよ。それ聞いて『バカ、あれ面白いって終わりだぞ!』って。」吉村「俺いないところでもムチ・・・。」(笑)
・吉村「『面白い』って言われたら嬉しい人が2人しまして。一人は福田で、もう一人は徳井。あいつ全然言ってくれないから。」福田「徳さん、酒飲んでるときとか言ってますよ。だって吉村さんなんて、仕事の時くらい面白いと思わなきゃコンビでいられないですよ。楽屋でも面白くない、一緒に遊んでても面白くないんだから。」(笑)
・福田と竹内の目配せ。吉村「蜷川が深津絵里を見るような目だ。」福田「たとえば綾部さんとかがー」吉村「いいよーその話。」(笑)
・上の目配せ要因にライス関町さんが入ってることを悲しむ吉村さん。吉村「関町なんて、叩いてかぶってじゃんけんポンで叩かれて、食べてないフリスクが出てくるような奴だろう?」福田「あいつは天才なんで。」
・福田「吉村さんは常力が弱すぎるんです。芸人スイッチが入ったときは凄い面白いのに、スイッチが切れたときがつまらなすぎる。」吉村「先生、またカウンセリングに来てもいいですか。」(笑)


<8人目:矢野兵動・兵動>
・福田「僕、おしゃべりなんです」という自己紹介。
・兵動「(福田の年齢が)30!!僕これまで生きてきてそんな風貌の時1回も無い。2秒で良いからそんな髪形して見たいわー」
・2丁目時代からこれまで一回もキャーキャー人気があったこと無いという矢野兵動。福田「パイ先もですか?」兵動「パイ先なんて1mmも人気無い。」(笑)
・福田「30になって、普通に社会人だったらと考えると今が恐怖でしかない。」「今でも給料貰って、残高見てATMの前で膝から崩れるときもある。この時、隠して下1桁から見るんですよ。で、万の桁が2とか3だと逆に熱いみたいな。」
・福田「打ち合わせとかを深夜にやって、疲れてそのまま2時ごろ地べたに寝てるのは俺かルン○ンくらいなんだろうなって思うと恐怖しかないんです。」という福田さんに、兵動「芸人は、そういうことを地べたに寝たこと無い人に『こうなんだよ』って伝える職業だって考えたらいいんじゃない?」と。兵動「どんなへこむことも、それがネタになると考える生活をすれば良い。」
・福田「不安しか無いんです。だから今もし大地震が来たら『全部崩壊しろ』って思う。ここで全てがリセットできたらって考えてしまう。」兵動「俺も昔は誰か車で轢いてくれへんかなーって思ったこともあったよ。」と。今なら車に轢かれても、一般人なら「轢かれた→痛い!」ってなるけど、芸人だったら「轢かれた→2秒後には、これ話になるな」って思える。
・楽屋ではおしゃべりじゃない兵動さん。兵動「肉食芸人とかおるやんか。」福田「兵動さん肉食べないんすか?」兵動「食べもんのことちゃうよ。」*8
トークのストックが出来ないという福田さん。福田「楽屋ですぐ喋っちゃうんですよ。それをまた舞台ですればいいんだけど、喋ったことをまたもう一度喋るのが恥ずかしいって思っちゃうんですよね。」兵動「喋る内容は事実なんやから、何度喋っても恥ずかしいことじゃない。それよりも面白い話はいろんな人に聞かせてあげないと。逆に聞いてない人に悪いやんか。」と。客席も福田さんも納得。兵動「俺、坊さんみたいやな。」
・福田「今日、兵動さんに会えてよかったです。」兵動「じゃあ、楽屋で筆で『何度喋ってもええやないか』って書いてあげよう。」(笑)
・兵動「今日はもっと楽な感じでしゃべるんかと思ってた。」福田「僕もそのつもりだったんですけど、途中で兵動さんの話術を紐解いてみたくなっちゃいました。」
・福田「僕売れたら夢があって、お客さんと1対1のライブがしたいんですよ。1人に1分ずつで喋って、全員笑わせたら勝ちって。トークの100人組手みたいな。」兵動「じゃあハードル上げる為に、100,200で黒人入れましょう。」(笑)福田「こういうライブをしてると、全員が笑ってくれてるわけじゃない。笑って無い人を見ると、その人の面白いことってなんだろうって考えちゃうんですよね。」兵動「そういうこと考える歳なんかなー」福田「その時の500人目は兵動さんで。黒人、黒人、兵動さん、黒人で。」


<エンディング>
・吉村「後ろから見てたら、兵動さん坊主にしか見えなかった。」栗山「なんかすごい良い話だった。」栗山「『栗山が聞く』はみんなに良い話をしてもらうライブにしようかな。で、俺が泣いたら終わりって。」
・客席からおもむろに舞台に上がった伊藤ちゃんを、完全不審者の目で見てる兵動さん(笑)後輩「相方です、相方。」兵動「びっくりした、へんな人上がってきたんか思った。」


<感想>
はーやっぱりこのライブ、大好きです。以前福田さんはこのライブの醍醐味は、ゲストの人が舞台上でいち人間として会話をしてくれるからだと仰ってましたけど、それは福田さんにも言えることなんだなと兵頭さんとのトークを見て思いました。それまでの先輩とのトークはまだ主導権を握れてたけど、兵動さん時は本当「兵動対福田+観客」の図式でしたもの。
兵動さん自身が、20年かけてこの地位を確立した方だからこその説得力とこのままでいいんだよって言う安心感がびしびし伝わって来ました。兵動さんが「ゲストがいるとは言え、この歳で500人も集められるんだから大丈夫」って言ってたのが印象的でした。この話を舞台上と客席とは言え、同じ場所でLLRの二人が一緒に聞いたことがこれからの芸人としての生き方に、良い方向で繋がっていくといいなと思いました。福田さんが30歳を迎えて色々と思うことがあるんだなって言うのは、他のトークライブでも見聞きしてましたがその答えに光が見えたらいいですね。ファンとしては、そんな現状にもがいて戦っているLLRや他の芸人さんたちを応援することしか出来ませんから、そりゃ全力で応援してやりますとも!!と思ったのです。
しかし吉村さんの「3歩後ろを歩くから、たまには一緒にマフラーを巻いて欲しい」は名言ですね。

次回は10月だそうです。
あと、「伊藤がしゃべる 見届け人・林大介」は後輩を何グループかに分けてのトークだそうですよ。

*1:これを言葉に出しちゃうところが子供だなー。(笑)

*2:チューチューは、チューペットの福田家の呼び方です。

*3:クリさんが横で完全にキーボード打って、書いていいよってやってたんで書いた(笑)

*4:何これ?(笑)

*5:終了の目安の

*6:何これ?

*7:本当にそのままはけてった(笑)

*8:久々の天然福田が出ましたね